
《最優秀賞》長谷川 虎太郎(徳島大学)


このような栄誉ある賞をいただけたことを大変嬉しく思います。
今回のCMは私だけの力では作り上げられませんでした。
徳島大学の先生方、研究室の仲間、サークルの仲間、FM徳島の方々、今までの人生の全ての出会いや経験がこのCMの礎になっています。
これからも感謝を忘れずに、この賞に恥じない人間になれるように精進します。この度はありがとうございました。
《優秀賞》西野 遥音(HAL名古屋)

この度は優秀賞という素晴らしい賞を頂き、大変光栄に思います。多くの方々にご協力頂き、自身の考案したCMが形になっていく様子は、忘れられない思い出になりました。音が作品に与える影響をこのCMで感じていただけますと幸いです。
改めまして、制作に関わっていただいた方々と、審査員の皆様に心より感謝申し上げます。
《優秀賞》米村 英将・宮本 大輝・吉野 夏希・田中 美唯妃・大庭 慧子・宿利 悠太(熊本大学)

この度は3,000を超える作品の中から優秀賞を頂き、大変光栄に思います。放送部の仲間の協力とFMKの皆様のご尽力のおかげでいただけた賞だと、感謝の気持ちでいっぱいです。
来年度以降も放送部の活動の一環として、精力的に参加させていただきたいと考えております。本当にありがとうございました。
《ブロック賞》
細川 亜葵(北海道芸術デザイン専門学校)
公平 実仁子(山形大学)
深谷 希美(東海大学)
上運天 佳太(HAL東京)
北原 葵(東京福祉大学)
白鳥 茉奈(常葉大学短期大学部)
鳥山 菜子(HAL名古屋)
阪田 麻緒(大阪芸術大学)
堀 菜々美(関西大学)
三上 直太郎(松江工業高等専門学校)
泉谷 咲良(KCS福岡情報専門学校)
特別審査員からの総評

【特別審査員長/弘兼憲史氏】
今回は上位3作品を選出するのに難航した。殆ど総ての作品が同点、もしくは僅差で、3人の審査員の意見も大きく分かれた。そんな中で最優秀賞に決まったのが、徳島大学生物資源産業学部の「ヒーローインタビュー」であった。次世代で活躍するであろう学部を上手くアピールしていて、群を抜いているわけではないが、今回の応募作品の中では最優秀賞にふさわしいという結論に至った。
優秀賞に選ばれた熊本大学工学部の「何ば勉強すっと?」は、発想としては昔ながらの鉄板の漫才ネタである、類似言葉から本題を引き出すという古い手法を使ってはいるものの、熊本にTSMC(台湾の世界最大手半導体製造企業)の工場が誘致されて、日本中の話題になっている点を踏まえ、時宜にかなったCMとして評価された。
もう1点の優秀賞、HAL名古屋ミュージック学科の「友達じゃない」は、同じセリフでもBGMによって全く別の意味に聴こえるという発想は良かったが、BGMの選び方が適切ではなかったためか、前者と後者に差があるようには聴こえなかった。BGMをうまく選べば、最優秀賞になったと思うので惜しい作品だった。
個人的には、大阪芸術大学の「シンデレラ」、HAL名古屋の「名古屋めしの音」、KCS福岡情報専門学校の「赤ずきん」等も印象に残ったが、上位3作品には届かなかった。
総評として、今回は全作品に殆ど差が無く、横一線の戦いであった。言い換えれば、突出した作品には出合えなかった。次回は、我々3人の審査員を「あっ」と言わせる作品の登場を期待したい。
【特別審査員/谷山雅計氏】
20秒、40秒のラジオCMをつくると言っても、その秒数の分漫然と文字を並べていくだけでは、ひとに届くものには成り得ない。どの1行のコピー、あるいは、どのワンアイデアが伝えるべき「コア」なのかを自ら見定めて、全体を組み立てていくことは欠かせない基本だと思う。
そうした点で、最優秀賞となった徳島大学・長谷川虎太郎さんの作品は、「まん中の見極め」が適切であったと感じる。「微生物=小さなヒーロー」と解釈して、そこに着地するためのシチュエーションを考える。この構成がベストなのか?という点では、まだまだ改善の余地はあるとは思うが、「自分が伝えたいのはこれなんだ!」と信じて、ブレていない姿勢を評価したい。
個人的に「優秀賞だが惜しい!」と感じたのは、HAL名古屋・西野遥音さんの作品。アイデアの着眼点は秀逸だが、正直なところ「音だけ」分かるように伝えるにはハードルが高すぎた。ただ、そのチャレンジする精神に、拍手を送りたいと思う。
【特別審査員/箭内道彦氏】
決して出尽くしてはいません。ラジオCMのクリエイティブには可能性がまだまだあります。大人たちが気づかない、もしくは忘れてしまった扉の鍵を、見つけてくれるのが学生たちの若い力です。まとまらないでください。ぶちかましてください。その切磋琢磨の場と機会がこのJFNラジオCMコンテストなのだと僕は思っています。とにかくプロにはできないものを。世界の今までに無かったものを。
優秀賞のHAL名古屋ミュージック学科 西野遥音さんの企画「友達じゃない」篇は、非常にチャレンジングな実験でした。さらにより多くの人に届くものにするためにはもっと「心配」をすると良いのです。「これではまだ伝わらないんじゃないか」「二つのBGMの差は本当にこのくらいでいいのか」その執拗な検証と修正の累積が、到達力を高め、一つの発想を強い魅力へと変えます。アイデアは磨くことでクリエイティブになる。だから面白いのです。余談になりますが遥音さんのお名前、ラジオのようだと思いました。ようこそ、クリエイティブの世界へ。
このコンテストの応募者のみなさん全員が、思い切り立ち向かい、創ることをもっと楽しんでくださいますように。