ブルボン presents Shining Star

第56回 荻野目洋子さん②

ゲストは先週に引き続き、荻野目洋子さんです。
https://www.rising-pro.jp/

15歳の時に、歌手としてデビューされた荻野目洋子さん。
実は幼少は人見知りで、積極的に前に立つことは無かったそう。

でも、”人前で歌うこと”は苦手ではなく、
9歳ころから、何度か素人出演の番組には出ており
デビューのきっかけもスカウトでした。

「人前で歌う時だけ『これだったらいけるかも』という気持ち。
 開放感というのがありました。
 自分が子育てしているとわかるんですけど、
 本能的に好きなことで将来の道が開けるなんて、
 今考えたら最高だなと思います。
 悩んだりするのはもちろんやってきますが、
 最初はただ好きでやってたことで…理想的ですよね。」

デビュー後は、毎週末日本のどこかに出かけ
歌いに回り、目まぐるしい日々。
そんな日々でも荻野目さんは、
歌えることが毎日楽しい!と思っていたそう。

現在は、お子さん3人のお母さんでもあります。
子育てに関して大事にしていることを伺いました。

「私自身は末っ子で、周りを観察していることが多かったんです。
 お姉ちゃんこんなこと言って怒られている、言わないようにしよう、と。
 自分で産んでみて、子供って自分とは資質、性質が違うって思いませんでした?
 だから、そこの子の得意をなるべく伸ばしてあげたい、と思っていました。
 次女が幼稚園の時は、創作話がすきだった時期があって
 その時はすごい才能だなとおもっていたので、よくやっていました。
 ま、かといって、そんな仕事には向かってないですけど(笑)
 子供の夢中になれることは、とことんやらせていました。」

2020年、新型コロナウイルスの感染拡大により、
ご自身の仕事はすべてストップ。
楽曲をひたすらに作ることしかできなかった、と振り返りました。

「少しづつ書き始めて、選曲した”ニックネーム”という楽曲は、
 自分自身をモチーフにして、家庭とステージを立った時。
 自分を客観的に見られた時間で、面白かったです。
 私にはもともと自然の中で遊んだ子供時代があったので、
 自然の中に身を置くことの大切さを痛感しました。
 今でも、忙しい時期が続くと、自然の中に身を置くようにしています。」

荻野目さんは、国際労働機関(ILO)児童労働に関する活動もされています。
アンバサダーとして、生活環境や家庭の事情によって
働かざるを得ない子供たちが世界にいることを
音楽を通じて、多くの人に伝えています。

最後に、荻野目さんの”元気の源”について伺いました。

「新しい出会い、です。
 仕事柄、色々な場所でいかせてもらって、新しい人と出会い、
 エネルギーをもらって、そのエネルギーをどうお返しできるか。
 それで私は元気をいただけるので、
 ライブをすることも、ラジオでこうしてお話することも
 すごく好きなんです。こういうことを続けていけたら
 いつも元気でいられるかな、と思います。」

2週にわたり、荻野目さんにお話うかがいました!
ありがとうございました。

来週からのゲストは、江口のりこさんです。
お楽しみに!

M.  ニックネーム / 荻野目洋子
(コロナ禍で制作していたアルバム『Bug in a Dress』より)

トップページに戻る

放送局