ゲストは先週に引き続き、モデル・スポーツトラベラーの福田萌子さん。
https://www.instagram.com/moekofukuda/
萌子さんは、1987年生まれ、沖縄県のご出身。
幼少期から、お父様に職場に同席させてもらっていたことも多く、
大人に囲まれる日々だったそう。
「私自身も12歳からお仕事をし始めましたので、
大人が周りにいるのが普通の日々だったんですね。
そこで、私は一番未熟な存在なので、
どういう風にこの場にいたらいいのだろう、と
周りの様子を伺ったり、人の顔色をみている子でした。」
幼少期から、手足が長く長身だった萌子さんが
モデルという道を選ぶのは容易なことだったそう。
「自分が人と違うと気がつき、
そういう所を伸ばせるのはなんだろう、と。
それに、周りからも”将来はモデルさんね”と言われ、
刷り込みのような感じで…(笑)そのままモデル事務所に入りました。」
パリコレにも挑戦された萌子さん。
当時は、日本人なら黒髪ロングで、筋肉も無く、すごく華奢である
という暗黙のルールがあったそう。
「やっぱり差別の世界だったんですよね。
私は向こうで、YELLOWって呼ばれて…結構苦しかったですが、
多様性というものを学べる、いい機会にもなりました。
じゃあ、自分らしく居られるモデルってなんだろうと
自分と戦って、”やりたい事やってもいいんじゃないか”と。
それから、スポーツをするようになりました。
24歳か、25歳だったかしら…屋外で走るようになって!
全然屋内と違いました!だって、街中を冒険して歩けるんですよね。
自然の匂い、太陽の燃える音、風の心地よさを体いっぱいに感じられて、
私はこの地球で生きている生物の1人なんだ、っていうふうに思える瞬間でした。」
見る人に元気を与えるような存在となっている福田萌子さんでも、
落ち込みことも日々あるのだとか。
「走って気持ちを落ち込ませすぎないようにはしますが
そんなことくらいでは消化できない出来事もあります。
そういう時は、1人で出来事について多角的に見て、
自分が納得するまで、考えて考えて…消化します。
誰かに相談するというのはあまりなくて、事後報告が多いですね。」
最後に、福田萌子さんの”元気の源”について伺いました。
「生きていること!
命があるから、元気である…生きてるもん!(笑)
あれがあったら、あの時間があったら、というのも
もちろんあったら素敵ですけど。
無くても、生きてる!命があるだけで、素晴らしい。
子供に対しても、元気に生きてくれているだけで嬉しいです。」
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2週にわたり、ありがとうございました!
来週からのゲストは、俳優の和田正人さんです。
お楽しみに。
M. Pick Up The Phone / Henry Moodie
(萌子さんが、離乳食を作りながら聞く、歌詞が魅力的な1曲)