今週からのゲストは、俳優・歌手の三浦透子さん。
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三浦さんは、1996年生まれ。北海道札幌市出身。
2002年、6歳で2代目なっちゃんとしてCMに出演しデビュー。
テレビドラマ『エルピスー希望、あるいは災いー』、NHKドラマ10『大奥』、
NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、
映画『そばかす』などに出演されてきました。
また、新海誠監督作品、『天気の子』では、RADWINPSが手がける主題歌の
ボーカルに抜擢され、歌手としても活躍されていらっしゃいます。
三浦さんと言うと、アメリカ・アカデミー賞で作品賞など4部門にノミネートされた
映画『ドライブ・マイ・カー』での演技が記憶に新しい方も多いかもしれません。
第45回日本アカデミー賞 新人俳優賞、第64回ブルーリボン賞 助演女優賞も受賞されました。
「(受賞前後で)いい変化もありつつ、作品との向き合い方など
変わらずに居たいな、という気持ちも自分の中にはあります。」
三浦さんの最新出演作品、映画『徒花-𝑨𝑫𝑨𝑩𝑨𝑵𝑨-』が公開されました。
この作品は、ウイルス蔓延で人口が激減した近未来を舞台にした、
人間の”命”に向き合うストーリーです。
「ストーリーを説明するのはすごく難しくて…SFと言って良いのか。
思考実験ができるような映画です。もしも世界がこのような状況になったら、
”貴方はどう振る舞いますか?”と問われているような映画です。
私は、不思議な存在で…たぶん言わない方が良いような役柄です(笑)
みなさんに観ていただき、解釈していただきたいと思います。」
撮影を共にした、井浦新さんとの現場は、
スタッフさんとも期間の短さを感じないほど、普段よりも密だった、とのこと。
監督は、甲斐さやかさん。日仏合作映画でもあります。
▼映画『徒花-𝑨𝑫𝑨𝑩𝑨𝑵𝑨-』詳細はこちらから
https://adabana-movie.jp
女優としてだけでなく、歌手として活躍の場を広げる、三浦透子さん。
2022年には、NHK紅白歌合戦にも出演されています。
元々は、歌うこと自体は好きだったものの、歌手活動は目指していなかったそう。
「作品の中、舞台の上で、とぼんやりは思っていましたが
CDをリリースする未来になるとは思いませんでした。
歌うようになったことで、自分の身体に敏感になりました。
元気な方が艶がある声になりますし。
そういう自分の身体に意識を向ける時間が長くなったことが
お芝居にも良い影響があるなぁ、と実感しています。
お芝居も歌うことも、私にとっては”表現活動の1つ”で
2つのことから吸収して、2つのことに還元する、という感じです。」
そんな三浦さんの初のワンマンライブが11月に開催予定です。
『三浦透子 at Billboard Live TOKYO 2024』
メンバー:三浦透子(Vo)、小田朋美(Pf)、有元キイチ(Gt)
日程:11月29日(金)
会場:ビルボードライブ東京
■1st 開場17:00 開演18:00
■2nd 開場20:00 開演21:00
「作品のリリースを始めたのはかなり前になりますが
ライブというのは、実はいままでやったことなくて…やっと!という感じで
すごく楽しみにしています!
そもそも曲を1度もライブで演奏したことがないですし、
ピアノとギターという編成でできるのか、どうやったら素敵になるか、
というのを試しながら、セットリストを作っています。
初めては1度きりですし、生で聞いてよかったと思っていただけるステージに必ずしますので
ぜひ見にきていただけると嬉しいです。」
来週も、三浦さんにお話伺います。
お楽しみに。
M. グランドエスケープ(feat. 三浦透子) RADWIMPS