Awesome City Club ボーカル・ギター担当

atagi

2024年6月からスタートした音声コンテンツ「Know The Sea」。私たちの宝である海を未来へつなぐため、さまざまなゲストをお招きして、海の魅力、海の可能性、海の問題についてお話を伺い、Podcastなどを介してお届けしていきます。このコンテンツは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環です。

今回のゲストは、Awesome City Club のボーカル、ギター担当のatagiさん。好きだとおっしゃる海、釣り、魚についてお話を伺いました。

子どもの頃から白浜が身近に

和歌山県の上富田町(かみとんだちょう)出身のatagiさん。海がすぐそばにあった環境で生まれ育ったと教えてくださいました。

「南紀白浜という有名な観光スポットがありまして、そこが隣町で自転車で行ける距離だったので、子どもの頃から白浜に行っていました。高校も海のすぐそばだったので、3年生になると校舎が3階になるのですが、そこから海が眺められました」

アジ、サバ、シロギスを釣って食べていた

子どもの頃から海が身近だったとのことですが、海でどんな遊びをしていたのでしょう?

「泳いでもいましたが、釣りが多かったかもしれないですね。父親が趣味で釣りをしていて、小さい頃に連れて行ってもらったのがキッカケです」

どんな魚を釣っていたのでしょう?

「僕が小さい頃からやっていた簡単な釣りなので、アジやサバといったものが釣れていました。あとは、投げ釣りもしていて。ちょっと重たいオモりの『ジェット天秤』を使ってビューンと飛ばして、砂地のところをずるずる引いて、底物のシロギスを釣ってもいました」

アジやサバはわかりますが、シロギスはおいしいのでしょうか?

「おいしいです。持って帰って母親がさばいてくれて。その時は、僕もさばき方がよくわからなかったので、調理してもらってばかりだったのですが、食べていましたね」

上京したら海が恋しくなった

そんなatagiさんは高校卒業後の18歳で東京へ。海との関わりに変化はあったのでしょうか?

「海に全く行かなくなりました。ちょっと遠いじゃないですか、どこに行くにも。車もないし、海に行くの大変だなと。年に一回、江ノ島へ行くか行かないかみたいな感じだったのですが、それでより海が恋しくなりましたね」

海が恋しくなった具体的なキッカケについて伺ってみると

「やっぱり地元で何の気なしに食べていた魚がむちゃくちゃおいしかったんだということに、東京で気付いて。釣ったばかりの魚もおいしいですが、スーパーでお魚を買うというのも地元だと当たり前のこととしてよくあって。でも、東京だとみんなあんまり魚を買わない。それで試しにスーパーで買って食べてみたら、あれなんかおいしくないなと」

ブサかわいい系の魚が好き

海や釣りだけではなく、魚好きなatagiさん。魚のどんなところに魅力を感じているのでしょう?

「食べて良し、釣って良し、これは勿論そうだと思うのですが、僕の場合は『愛でて良し』と言いますか。水族館で愛でるのも好きですし、あと、魚って何を考えているのかわからないですけど、ちょっとマヌケな子もいたりして、じーっと見ているとその子その子に特徴もあったりして。そういうのを見てからすごく愛らしくなって好きになりました」

具体的にどんな魚が好みなのか伺ってみると

「顔はちょっとブサかわいい系の子が好きですね。寝魚とか結構いかつい顔してるんですよね。例えば、ガシラ。そういう魚もすごいかわいい顔をしているなって」

和歌山のアノ魚をタタキで食べるのがオススメ!

今では魚をさばくこともあるとのこと。そこで、オススメのおいしいお魚と調理法を教えていただきました。

「地元でとてもおいしかったなと覚えているのは『太刀魚のタタキ』。太刀魚のお刺し身じゃなくて、タタキにしてポン酢で食べると、淡白なんですけどもおいしい。あとは王道ですけど、クエ鍋。和歌山でよくとれるクエは、淡白な味ではありますが、出汁のうま味がすごく強くて。だから、お鍋にしてもおいしいですし、意外と唐揚げもおいしい。高級魚なのでもったいない食べ方と言われるかもしれないですが」

今も釣りに熱中!

もし海や魚に関わる仕事ができるなら「漁師になりたいです。子どもの頃、ちょっと憧れていたので」とおっしゃているatagiさんは、今も川釣りや湖での釣りはされるとのこと。どこへ釣りに行っているのか伺ってみると

「ベタですが、多摩川。ナマズが釣れるんですよ。ナマズは釣りだけを楽しむ『スポーツフィッシング』としても有名で、いわゆるルアー釣りといったキャッチアンドリリースでも好まれている魚でして、釣ったらヒキも強いし楽しい」

ほかにも、バス釣りであったり、管理釣り場に行ってニジマスも釣ったりするとのこと。そんな中、やってみたい釣りがあるそうで

「ちょっと難しそうで手が出せていませんが、『フライフィッシング』。毛針という小さい針に毛をぐるぐると巻き、その虫を模した形の疑似餌を使います。そして、太い糸の重さだけで投げて釣りをするというちょっと特殊な釣りをやってみたいなと思っています」

ごみ問題や釣り人のマナーを憂う

最後に、海の環境について思うことを伺いました。

「僕自身が釣りをするので、当事者意識が強いというのもありますが、やっぱりごみ問題や釣り人のマナーに関しては思うことはありますね」

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