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放送後記

#24 株式会社にしむら

#24 株式会社にしむら

2024.3.16~OA

山形県

第24回「見て学び、感じて気づく。その積み重ねで山形の食文化を支えていく」株式会社にしむらに聞いてみた!

ゲスト:株式会社にしむら 代表取締役社長 西村さくらさん

『となりのカイシャに聞いてみた supported by オリックスグループ』。
この番組は、地域が主役の企業応援ビジネスバラエティ。
オリックスグループの提供でお届けします。
パーソナリティは、フリーアナウンサーの小堺翔太さん。
場所ごとに地元のアシスタントとともに、ゲストのお話を伺っていきます。

第24回のゲストは、前回に引き続き株式会社にしむらの代表取締役社長、西村さくらさん。今週もFM山形から、アシスタントの福田雅さんと共にお送りします!

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オープニングトーク

西村さん 「山形より愛をこめて、黄金銃は持っていませんが、三段重の中身でしたらぜひともご用命を、007に代わりまして、私2度目の襲来となりました。株式会社にしむらの西村さくらと申します。」
小堺さん「もうトークの黄金銃ですね!」
福田さん「散弾銃の中身ご用命というのは…?」
西村さん「先日おせちの納品が終わったので」
小堺さん「そっちの三段重か!山田君座布団もってきて!!(笑)」

 西村さんのトークの面白さに、スタジオも大爆笑!そんなにぎやかなオープニングトークから始まった第24回、今回は株式会社にしむらの人材開発やPB開発にまつわるお話を伺ってきました!

「新人はベテランの学び方を見て学ぶ!」

「人材教育に関しては、野生の天才たちに助けられている。」といいつつも、社内の試食会や勉強会などは頻繁に開催し、各支店の営業社員を全員揃えて一斉に実施しているという西村さん。ベテラン社員がメーカーの方々に質問しているのを横で聞くことで、新入社員が新たな学びや気づきを得られる機会になっているそうです。「新人とベテランが同じ場で新しいことを学ぶことで、新人はベテランの”学び方を学ぶ”ことが出来る。」と、西村さんなりの、ベテランから新人へのノウハウの継承方法を教えてくださいました。
また、そのほかにもメーカーさんの力を借りた「同行販売」も、人材教育の一環として行っているそう。こちらは先週お話しいただいた、「ドライバーセールス型」の営業の際に、メーカーの方と共に営業先を回ってもらう形での研修方法。その製品のプロであるメーカーの方がお客様に営業するところを、直接見て学べるようにしているそうです。

そして、月一回の新商品会議では新商品やキャンペーン情報の共有を行うだけでなく、各支店が集まって、おすすめしたい商品をプレゼンしあうといいます。「実際に調理して確かめることで、わかる問題点や新たな発見もたくさんもある。そこでの様々な気づきを糧にして、お客様に伝えてもらいたい。」と西村さん。
工場見学においても「できるだけ余計な工程を挟むこと」を意識しているとか。”営業マンの実感の伴ったご案内の方がよりお客様にとっても得るものが大きい”というところから、「実際においしいものを食べてきなさい!」と社員に伝えていると言います。
「見て学び、実際に感じて、様々な気づきを得る。」という株式会社にしむらならではの人材育成の考え方や、社員の方々への愛がとても伝わってくるお話でした。

「マイレコメンドはTRPG!?」

マイレコメンド聞いてみた!のコーナーでは、TRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)にハマっていると教えてくださった西村さん。TRPGとは、会話をしながら、役を演じて進行するゲームであり、即興劇に近いものだといいます。
基本のシナリオ・あらすじはあるものの、事前に備えたものでゲームが成り立つことはほぼなく、プレイヤーは自由な発想で物語に挑む というこのゲーム。
話を聞くことで、相手の意図や要望を読み取るという力は、営業においても活かせるものだといいます。
「一方通行ではなく、会話を楽しむことでたどり着ける未来を作っていくゲームだ」と魅力について熱く語ってくださいました!

山形の食を支えるために!プライベートブランド「ChuBo」

株式会社にしむらでは、自社でプライベートブランド、「ChuBo」を展開しており、厨房で役立つ商品をプロデュースし、販売しているそう。
具体的に販売したものとして挙げてくださったのは、なんと「芋煮コロッケ」!
山形県の名物である「芋煮」を、もっと手軽にホットスナックとして食べられるようになれば?という発想から作られたと言います。メーカーさんと相談しながら折衝を重ね、作り上げたという「芋煮コロッケ」。各地の道の駅で売られているそうですよ!皆さんもぜひ買ってみては!(西村さん宣伝も完璧です✨)

また、山形の外食産業を盛り上げて、山形の食のファンを支えたい!という想いから、
「比較的簡単なオペレーションで、山形らしい特徴のあるメニューをどこでも」をかなえられるように商品開発をしていると言う西村さん。
3つのプロセスを教えてくださいました。

1・山形といったら何を作りたいか決める
2・実際に食べ比べてリサーチして、目標とする姿を決める
3・試作と試食を繰り返し整える

この繰り返しを、商品会議や、商品企画開発室で行っているそう。この商品企画開発室に関しては、なんと西村さんの”5倍”も話す営業マンに、山形県内のあちこちを駆け回ってもらい、作りたいプライベートブランドの構想や”実はいいものを作っている生産者”を見つけて交渉をしてくる、などのエージェント的な役割として活躍してもらっていると言います。「こういった積み重ねが山形県の食の支えになれば。」と地域の食文化全体に対する、西村さんの素敵な考え方がうかがえました。

さて、2週にわたって株式会社にしむらの代表取締役社長、西村さくらさんにお話を伺ってきました。いかがだったでしょうか。ユーモアにあふれる抜群のトーク力を披露してくださった西村さん。そんなチャーミングなキャラクターにすっかり虜になってしまいましたね!

また、聴き逃してしまった方や、もう一度聴きたい!という方はアーカイブもチェック!

来週のゲストは、御宿 東鳳の女将、芳賀美佐子さん。福島からアシスタントの菅野彩美さんと共にお送りします。
ぜひお楽しみに♪

そして!まだまだプレゼントキャンペーン中!なんと番組パーソナリティの小堺さんがアクリルスタンド「となりの小堺くん」になっちゃいました!
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番組の感想と、となりの小堺くん希望と書いて送ってくださいね😉
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こんな風に色々なところに連れて行ってみたり、一緒に写真を撮ってみたり、、、活用方法はいろいろ!SNSでも、#となりのカイシャをつけてXやfacebookで是非感想を教えてください!

#24 株式会社にしむら

ゲスト:株式会社にしむら 
代表取締役社長 西村さくらさん
https://www.n-chubo.com/