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放送後記

#142 株式会社コハタ

#142 株式会社コハタ

2026.06.20~

第142回「スマート農業と地域密着の両輪で、日本の食を守る。“農家の町医者”が描く次の100年と希望」を株式会社コハタに聞いてみた!

ゲスト:株式会社コハタ 取締役 営業本部長 木幡幸太郎さん


『となりのカイシャに聞いてみた supported by オリックスグループ』。
この番組は、地域が主役の企業応援ビジネスバラエティ。
オリックスグループの提供でお届けします。
パーソナリティは、フリーアナウンサーの小堺翔太さん。
場所ごとに地元のアシスタントとともに、ゲストのお話を伺っていきます。

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先週に引き続き、今週も北海道からお届け!
パートナーは、AIR-G’ FM北海道「キンヨウアパートメント」パーソナリティの鈴木彩可(すずき・あやか)さんです。

番組冒頭では、山梨県出身のリスナーさんからのお便りをご紹介。
「山梨県の会社も取り上げてほしい」とのリクエストでした。なんでも、ご親戚が花火会社を営んでいるのだとか。小堺さんも花火会社に興味津々! いつかリスナーさんからご紹介いただいた会社を番組でご紹介できるといいですね。

さて本日のゲストは、先週に続いて株式会社コハタ 取締役 営業本部長 木幡幸太郎(こはた・こうたろう) さんです。

先週は、“農家の町医者”として地域に寄り添う会社の姿勢について伺いました。今回は、農業が直面する課題や、未来を支えるスマート農業への挑戦について深掘りしていきます。 

高齢化や人手不足、食料危機の課題に“スマート農業”で立ち向かう

大正13年創業の株式会社コハタは、北海道・旭川を拠点に農薬や農業資材などの流通をはじめ、農業にまつわる多角経営を行う商社。ヘリコプターやドローン使用事業など、農業の課題を見据えた新しい事業も展開しつつ、創業以来生産者と地域に寄り添いながら、100年ずっと地域の安心・安全な“食”を支え続けています。

そんな株式会社コハタが近年向き合っているのが、農業現場の高齢化と人手不足という大きな課題です。

木幡さん「私たちは毎日当たり前に何かを食べて生活していますが、その当たり前の日常を支えるのがどんどん難しくなっています。日本の食料自給率は他国に比べて38%とかなり低く、海外情勢や異常気象、円高などの影響でいつ食料危機に陥ってもおかしくありません」

相次ぐ食料品の値上げなどで危機を肌で実感することが増え、高齢化や人手不足は業界を問わず番組でもよく取り上げている課題です。こうした状況を打開するため、株式会社コハタが力を入れているのが“スマート農業”です。 

かつては重いタンクを背負って手作業で農薬を散布していましたが、現在はドローンによる自動散布が可能になりました。また、トラクターに後付けできる自動操舵システムを活用することで、熟練農家と同等レベルの精度でまっすぐ走行できるようになっています。 

木幡さん「こういった最新技術を使って、生産者の負担を劇的に減らす“スマート農業”を我々は全力で推進しています。 農業の現場でもAIやいろんな技術が日進月歩で進んでおり、生産者により良い選択肢をご提案するのも我々の存在意義かなと思っています」

日々進化する技術を使って農業と、農業にまつわる技術を守るというのが、これからの大きな課題なのですね。

農業用ドローンと自動操舵システムを推進中

株式会社コハタが推進する“スマート農業”の中で特に力を入れているのが、ドローン事業。ドローンを販売するだけでなく、ドローンの教習所まで開設しました。

木幡さん「農家さんに操縦方法や効率的な使い方を教えたり、私たちが作業を請け負ったりしながら、最先端の“スマート農業”を現場で引っ張っています」

教習所ではドローンに関する法律や農薬の正しい使い方、そして実際にドローンを飛ばす訓練をして、自動航行の実技を身に着けることを目的としています。

さらに自動操舵システムも推進中で、この技術を使えば熟練のベテラン農家と同等の精度でトラクターを操れます。トラクターの運転疲れが解消したり、経験の浅いスタッフに作業を任せられたり、女性が作業しやすくなったりするなど、たくさんのメリットがあるそうです。

最新の技術の話を聞いた小堺さんは、「そんなに進化しているんですね!」と驚きを隠せない様子。テクノロジーの進歩は、農業の現場を着実に変えています。

スマート農業と地域密着。その両輪で次の100年へ

そんな株式会社コハタで営業本部長を務める木幡さんですが、実は長らく北海道を離れていた時期がありました。 高校卒業後に北海道を離れ、大学卒業後は農薬メーカーへ就職。国内営業を経験した後、海外営業部へ異動し、最後の3年間はベトナム駐在を経験しました。 

木幡さん「農業や農薬について幅広く学ばせていただき、本当に貴重な経験になりました」 

転機となったのは、ベトナム駐在中にかかってきた一本の電話。株式会社コハタの社長であるお父様から「そろそろ帰ってこないか」と声を掛けられたのがきっかけで、後ろ髪をひかれながらも創業100年という節目を迎えた会社と次の100年をつくっていきたいという思いと、地元への恩返しを考え、Uターンを決意しました。 

そして、現在は営業本部長として農業の現場に接している木幡さん。これからの株式会社コハタが目指すものについて伺うと、木幡さんは大きく二つの柱を挙げました。 

木幡さん「一つはスマート農業の推進をさらに進めていくこと。そして二つ目は、創業以来続けてきた地域密着型のサポートです。テクノロジーがどれだけ進歩しても、最後は現場なんです。その土地の土や気候を理解し、農家さんの悩みを直接聞いて最適な提案をする。“農家の町医者”の役割を果たしていくのはこれからも変わりません」

最先端のデジタル技術と、人と人とのつながりを大切にする地域密着の姿勢。その両輪を回しながら、日本の食を支えていきたいと語ります。さらに木幡さんは、北海道や東北の農業に大きな可能性も感じているそうです。

木幡さん「北海道や東北は広大な農地があるので、ドローンや自動操舵といった“スマート農業”がダイナミックに生きる最高のステージなんですよね。今ではしっかりとデータを集めて効率的に農業を営むカッコいい農家さんや若い世代が参画してきています。北海道、東北エリアは全国的に涼しい土地柄なので、日本最大の食料基地になりえると思っています」

長年の経験や勘だけに頼るのではなく、データやテクノロジーを活用しながら効率的に農業を行う時代へ。100年以上にわたり地域に寄り添ってきた株式会社コハタは、これからも“農家の町医者”として、日本の食と農業を支え続けていきます。

さて来週は、高知県へおじゃまします。
次のとなりのカイシャとの出会いをどうぞお楽しみに!

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ゲスト:株式会社コハタ 取締役 営業本部長 木幡幸太郎さん
URL:https://khts.co.jp/