
#141 株式会社コハタ
2026.06.13~
第141回「“農家の町医者”として、北海道の農業を100年支え続ける」株式会社コハタに聞いてみた!
ゲスト:株式会社コハタ 取締役 営業本部長 木幡幸太郎さん
『となりのカイシャに聞いてみた supported by オリックスグループ』。
この番組は、地域が主役の企業応援ビジネスバラエティ。
オリックスグループの提供でお届けします。
パーソナリティは、フリーアナウンサーの小堺翔太さん。
場所ごとに地元のアシスタントとともに、ゲストのお話を伺っていきます。
今週からの舞台は、久しぶりの北海道!
パートナーは、AIR-G’ FM北海道「キンヨウアパートメント」パーソナリティの鈴木彩可(すずき・あやか)さんです。
北海道といえば、魅力的なお土産の宝庫。番組冒頭では、地元民おすすめの北海道土産として、老舗製菓メーカー・柳月の「鮭ぶし丸」を紹介していただきました。“鮭節”を使用したおせんべいで、お酒のアテにぴったりなのだとか。スタジオに準備していただいたので、小堺さんが試食することになったのですが、気になる感想は番組のInstagramでお届けします♪
さて、本日のゲストはまさに北海道の豊かな食を支える企業・株式会社コハタ 取締役 営業本部長 木幡幸太郎(こはた・こうたろう) さんです。
農薬や農業資材の販売を中心に、農業用ドローンやスマート農業の推進まで幅広く手掛ける株式会社コハタ。その歩みを伺いました。
北海道の農業とともに歩み続けた100年企業
株式会社コハタの創業はなんと大正13年! 北海道・旭川を拠点に、農薬や農業資材などの流通をはじめ、農業にまつわる多角経営を行う商社です。ヘリコプターやドローン使用事業など、農業の課題を見据えた新しい事業も展開しつつ、創業以来生産者と地域に寄り添いながら、安心・安全な“食”を支え続けています。
創業当時は「コハタ薬房」としてスタート。当時の北海道は開拓が進み、多くの移住者が集まる一方で、厳しい気候条件による不作に苦しんでいました。そこで、薬師に知見があった創業者が、地域の人々の要望を受けて農薬の販売を開始。それ以降、100年以上にわたり、北海道~東北の農業を支えてきました。
木幡さん「今では大きく4部門ありまして、農薬を扱う農薬部、農業資材を扱う資材部、ヘリコプター輸送を行うヘリコプター部、そして農業基盤の整備事業を行う工務部があります。最近は、スマート農業にも力を入れています」
農業用ドローンやトラクターの自動操舵システムなどで、スマート農業のサポートも行っている株式会社コハタ。農業に関する資材を幅広く扱っているため、コハタの農業資材カタログのページ数はなんと260ページ、商材の数は約2万点にも及びます。
木幡さん「我々はその2万点の中から、営業担当者が地域や作物、栽培体系に合った農薬や資材の活用方法を農家のみなさんにご提案しているんです」
ビニールハウスから農業機械まで、多種多様な商品を取り扱うだけでなく、自主試験を重ねて最適な商品選定、活用方法を提案していると言います。まさに農家に寄り添うパートナーとしての役割を果たしているのですね。
コーナー「癒しのおすすめスポット聞いてみた!」
旭川といえば、旭川ラーメン。数あるラーメン店の中から、木幡さんは“旭川ラーメンを語るうえで絶対に欠かせない”という名店を紹介してくれました。
木幡さん「1947年創業、旭川に本店を構える「蜂屋」さんです。北海道には札幌、函館、旭川の三大ラーメンがありますが、旭川醤油ラーメンを代表する超有名店です」
木幡さんの説明に大きく頷く鈴木さん。ラーメン好きで知らない人はいないというお店だそうです。最大の特徴は、真っ黒く焦げたラードで覆われたスープ。
木幡さん「焦がしラードが浮いたスープを飲むと、ふわっと鼻に抜ける香ばしいかおりのあとに、ラードの風味がガツッとくるんです。豚骨の風味と魚介の強烈な旨味、最後に焦がしラードのかおりを楽しめるラーメンなんです」
あまりの食レポのうまさにびっくりしてしまった小堺さん。中細ちぢれ麺との相性が最高で、吸い込んだときにギュッとくる旨味がたまらないのだそうです。ぜひ旭川を訪れた際はご賞味くださいね。
目指すのは、農家にとっての“町医者”
農業に携わらない人にとって、“農薬”というワードにネガティブな印象を持つ方も少なくありません。しかし、農薬は農家を支える重大なアイテム。農薬ひとつ開発するために約10~15年もの歳月と数百億という開発コストを掛けており、国の厳しい審査と過酷なテストをクリアしたものだけが販売されています。
木幡さん「農薬は農薬メーカーさんの技術と熱意が詰まった結晶なんです。我々はいかにして農家さんに一番いい形で使っていただくかを、毎日あれこれ悩んでご提案しているんです」
「私たちが薬を飲むように畑にもお薬が必要なんですね」と大きく頷いていた小堺さん。このような真摯な説明と丁寧な検証で生産者を支えている株式会社コハタですが、100年以上の歴史の中で、農業の難しさ、自然との闘いの厳しさを何度も乗り越えてきました。
特に印象的なエピソードは、1954年に発生した洞爺丸台風が起こした大災害。北海道の多くの木々がなぎ倒されただけでなく、倒れた木から害虫が大量発生し、木が枯れてしまうという深刻な被害をもたらしました。
木幡さん「そこで我々が真っ先に、ヘリコプターによる農薬の空中散布に協力しました。北海道のピンチを救うお手伝いをしてきた歴史があります」
そして、近年は猛暑や異常気象による影響も顕在化。暑さで稲がバテてしまったり、見たことがない虫が発生したりと、相談件数も増えているそうです。株式会社コハタでは、暑さに強い土壌改良剤や適切な農薬を提案し、なんとか被害を食い止めている状況です。
木幡さん「我々が目指すのは、農家さんにとっての“町医者”のような存在です。作物の様子がおかしいな、困ったなというときに一番に顔が浮かぶ存在でありたいと思っています」
100年以上の歴史を持ちながらも、 創業当時と変わらず、生産者と地域の食のために力を尽くす株式会社コハタ。今後も地域密着型で、安心・安全な食を守るために一番頼りになるパートナーであり続けたいという木幡さん。
北海道の農業を支える100年企業の挑戦は、まだまだ続きます。次回もたっぷりお話を伺いますので、どうぞお楽しみに!
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ゲスト:株式会社コハタ 取締役 営業本部長 木幡幸太郎さん
URL:https://khts.co.jp/


