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放送後記

#136 株式会社スナダフーヅ

#136 株式会社スナダフーヅ

2026.05.09~

第136回「約9割が女性社員!女性の鋭い意見を取り入れながら、ついに全国へと広がる「どんどん」のうどん」株式会社スナダフーヅに聞いてみた!

ゲスト:株式会社スナダフーヅ 代表取締役 砂田 透さん


『となりのカイシャに聞いてみた supported by オリックスグループ』。
この番組は、地域が主役の企業応援ビジネスバラエティ。
オリックスグループの提供でお届けします。
パーソナリティは、フリーアナウンサーの小堺翔太さん。
場所ごとに地元のアシスタントとともに、ゲストのお話を伺っていきます。

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先週に引き続き、今週の舞台も山口県。
パートナーは、エフエム山口で放送中の「SPARKIN’ MORNING」の月曜日・火曜日を担当している池田桂子(いけだ・けいこ)さんです。

そして、ゲストも先週に引き続き、山口県民のソウルフードであるうどんチェーン「どんどん」を展開する、株式会社スナダフーヅ 代表取締役 砂田 透(すなだ・とおる)さんをお迎えします。

先週は、国内外で話題になっている圧倒的な提供スピードのヒミツについてお伺いしました。今週は、会社の成り立ちや女性社員の活躍ぶりなどをお伺いします。

“また食べたくなる味”に惹かれて、異業種からうどんの世界へ

株式会社スナダフーヅは、うどんチェーン「どんどん」を展開する会社。「どんどん」は、独自のシステムで圧倒的な提供スピードを実現し、毎日食べても飽きのこない美味しさとお客様への思いを形にした品質・価格で山口県民から愛され続けているお店です。

そんな「どんどん」を現在率いている砂田さんのキャリアは、飲食業界とは全く関係のないところからスタートしました。

富山県生まれの砂田さんは、大阪で学生時代を過ごしたあと、外資系メーカーで機械系エンジニアとして勤務。なんと、紙おむつを製造する仕事に携わっていたそうです。そんな砂田さんがスナダフーヅと出会ったのは、奥様との結婚がきっかけでした。奥様の実家が山口県で「どんどん」を営んでいると知り、初めて店舗を訪れた際、その味に衝撃を受けたと振り返ります。

砂田さん「最初に食べたとき、“これは美味しいな”と思ったんです。しかも、一週間くらい経つとまた食べたくなったんですよ。不思議な魅力がある商品だなぁと思っていたところ、義理の父から“うちで働かないか”と誘われました」

別業態への転職に悩んだ砂田さんは、お正月休みを利用して店舗で丸一日皿洗いの仕事を体験することに。そのときに朝から晩までひっきりなしに来店するお客様の姿を見て、「なんて地元に愛されている店なんだろう」と感動したそうです。 

砂田さん「あと、体を使って仕事をした後のビールがむちゃくちゃうまかったんです。この仕事、好きかもしれないという思いが芽生えて、結婚と同時に入社しました」

今では代表取締役として会社を引っ張る砂田さんも、「どんどん」との最初の接点は「おいしい」「このお店すごい」という感動体験だった──そんな原点が垣間見えるエピソードでした。 

家族のような会社づくりで、女性社員の活躍も推進

収録中に小堺さんが気になったのは、砂田さんが着ていたTシャツ。割烹着のような服を着たかわいらしい猫のキャラクター「ドンミー」ちゃんが描かれていたのですが、実はこのキャラクターを考案したのは、スナダフーヅの常務でもある奥様なのだそう。

さらに、Tシャツの背面にはタヌキやキツネのキャラクターも描かれており、“どんどんファミリー”として展開されています。

砂田さん「うちは家族的な経営を大事にしていて、従業員もみんな家族だと思っているんです。キャラクターも、“この子はあのスタッフっぽいね”みたいな感じで描いているんだと思います」 

この“家族のような会社”という考え方は、働く環境づくりにも色濃く反映されています。

現在、スナダフーヅでは約500名の従業員が働いており、そのうち約9割が女性。さらに店長の約7割も女性が占めています。

ここまで女性が活躍している背景には、会社の成り立ちが大きく関係しています。実は、株式会社スナダフーヅは、1951年に砂田さんの義理のおばあさんが立ち上げた「スナダレストラン」が発祥。当時は男性の料理人が中心で、営業もメニュー開発も苦労する場面が多かったそう。

砂田さん「そんなときにサイドビジネスとしてうどん屋を始めまして、うどん屋はパートの女性だけで運営ができたんです。これは多店舗展開できるチャンスなんじゃないかと、先代がうどん屋業態に力を入れました」

現在の「どんどん」の快進撃は、女性の活躍が支えていたのですね。

「どんどん」がカップうどんとなって、ついに全国へ 

女性が活躍できる環境だからこそ、株式会社スナダフーヅでは女性スタッフの意見を積極的に取り入れる仕組みづくりも行っています。女性の意見を吸い上げるために「女性活躍推進課」を発足。明るく楽しい職場を作るための意見や、店舗で接客する中で出たアイデアなどを募っているそう。

砂田さん「例えば、制服がダサいと言われまして(笑)。こんな制服じゃ採用も苦労すると言われて、ユニフォーム委員会を立ち上げて新しいユニフォームを作りました」

そのような取り組みが功を奏してか、社員の定着率が高く、出産や育児などで一度退社をしても、生活が落ち着いたら戻ってくる方もとても多いのだそうです。

さらに、商品開発にも現場の声が活かされました。カツ丼の上にもう一枚カツをトッピングするお客様が多いことに気づいた女性店長のアイデアで、カツが2枚乗った「ダブルカツ丼」が誕生。最初は砂田さんも半信半疑でしたが、広告にも力を入れて販売したところ想像以上の人気ぶりに驚いたそうです。 

頭ごなしに否定せず、一度受け止めて考えてみる。砂田さんのその柔軟な姿勢と優しいお人柄が、現場から次々とアイデアが生まれる空気をつくっているのかもしれません。

意見が活発に飛び交い、社員が生き生きと働き、「どんどん」の進化も“どんどん”加速中。なんと、5月18日から「どんどん」のカップうどんが全国のスーパーやコンビニなどで発売することが決定したそうです。

もともと「どんどん」とは、子どもがうどんのことを“どんどん”と呼んでいることに着目したのが店名の由来。カップうどんをきっかけに、この番組のリスナーさんや全国の子どもたちに「どんどん」の味が広がっていきます。

砂田さん「山口で生まれて山口に育ててもらった会社なので、この番組をきっかけに“山口に行ってみようかな”と思ってもらえたら嬉しいです」

地域に愛されてきた味が、ついに全国へ。“また食べたくなる味”が、これからさらに多くの人に届いていきそうですね。 

さて、来週は久しぶりに岡山県へ参ります! どんなカイシャとの出会いが待っているのか、ぜひ次回もご期待ください。

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#136 株式会社スナダフーヅ

ゲスト:株式会社スナダフーヅ 代表取締役 砂田 透さん
URL:https://www.s-dondon.co.jp/