
#132 株式会社シケン
2026.04.11~
第132回「歯科技工の“デジタル化”が働き方を変える! 全国・世界とつながる新しい歯科技工所」株式会社シケンに聞いてみた!
ゲスト:株式会社シケン 代表取締役 島 隆寛さん
『となりのカイシャに聞いてみた supported by オリックスグループ』。
この番組は、地域が主役の企業応援ビジネスバラエティ。
オリックスグループの提供でお届けします。
パーソナリティは、フリーアナウンサーの小堺翔太さん。
場所ごとに地元のアシスタントとともに、ゲストのお話を伺っていきます。
先週に引き続き、今週も徳島県からお届けします。
パートナーは、FM徳島で放送中の「Compass」月・火パーソナリティ・近藤公美(こんどう・ひとみ)さんです。
番組冒頭は、メッセージ募集のお話から。「となりのカイシャに聞いてみた!」は、番組ホームページのメッセージフォームから質問や感想を募集していますが、SNSへの書き込みも大歓迎! 小堺さんも時折“エゴサ”をして、リスナーのみなさんの反応をチェックしているそう。ぜひ番組の感想や、ウチの街にも来て欲しい!といったご要望などをSNSに書き込んでくださいね。
さて、徳島県からお届けする今回のゲストは、歯に関わる会社・株式会社シケン 代表取締役 島 隆寛(しま・たかひろ)さんです。
先週は、27歳の若さで社長に就任した頃のお話、歯科技工所のみならず素材メーカーとしての顔を持つ事業のお話などを伺いました。今週も、なかなか知られていない歯科技工所の裏側をたっぷり覗いてみましょう!
歯科技工は「アナログ」から「デジタル」へ
徳島県に本社を置く株式会社シケンは、入れ歯や差し歯などの歯科技工物を提供する歯科技工所です。全国各地にネットワークを広げながら、最新設備と確かな専門技術で地域の歯科医療に貢献しています。
400人以上の歯科技工士を擁する株式会社シケンでは、デジタル化を推進中。各地の歯科医院が口腔内スキャナーを使って撮った立体画像のデータを受け取り、パソコンで差し歯をデザインし、そのデザインデータをもとに機械が差し歯を作成するようになりました。
島さん「デジタルで作業するほうが正確で、良いものができるように技術が上がってきてるんです。昔は“鍛冶屋さん”のようなイメージでしたが、いまはパソコンに向かって行う仕事に変わってきています」
しかし、すべてがデジタルに置き換わったわけではありません。例えば、昔ながらの金属の歯は今でも根強いニーズがあります。金属の歯を求められる場合は、以前と同様手作業になるため匠の技術も大切に継承しているそう。
また、最終的な仕上げやかみ合わせの調整といった工程も人の手が不可欠です。シケンが作った入れ歯や差し歯を受け取った歯科医院が、問題や違和感はないかなどの最終調整を行っています。
島さん「例えば、左の歯が残っていて右の歯だけを作るようなケースは、歯科技工士にとって非常に緊張するらしいです。残っている左の歯の色や形に合わせて右の歯を作らなければならないので、歯科技工士の技術が必要です」
デジタルの力で精度を高めつつ、人の手で最終的な“違和感のなさ”を作り上げる。両者のバランスが、現在の歯科技工には必要なんですね。
歯科技工の現場でリモートワークを導入
デジタル化が進み、以前は職人然としていた歯科技工士の現場も変わりつつあります。株式会社シケンでは、新入社員に指導役をつけてしっかり技術を学べるようにしているほか、熟練技工士の手さばきを動画で撮影し、いつでも見れるような環境を整えています。
島さん「以前は、徳島の社員なら徳島の社員にしか教えてもらえなかったものが、今は東京のエース技工士の技術が見れるわけです。その辺りは時代が変わったなという気がしますね」
そして、働く環境という面では、女性技工士が増えたことから出産や育児にあわせて柔軟に働き方を変えられる制度も整えています。実は、株式会社シケンでは社内婚が多いため、夫婦で育休を取得するケースも増えているそう。同時に二人も人員が減るのは大変ですが、社内にいる400人の歯科技工士と社外のパートナーと協力しながら、チームで支える体制が築かれています。
さらに、デジタル化に伴いリモートワークも可能になりました。自宅で歯のデザイン業務に従事できるほか、インサイドセールス部門を立ち上げてウェビナーを担当してもらったり、テレアポや自宅近くの歯科医院を訪問する……など、自宅から業務に参加する働き方も導入しています。
島さん「きっかけはコロナ禍でしたが、徳島県は南海トラフ地震が懸念される地域なので、例え本社が被災したとしても業務に極力支障が出ないように今のうちに準備をしています」
デジタル化の恩恵は働き方だけではなく、ビジネスの広がりにも好影響を与えています。現在は、シケンの拠点のない北海道や沖縄などの遠方の歯科医院からデータを受け取り、オンラインで打ち合わせを行いながら仕事を受注できるようになりました。
その歯の材料はフィリピンのセブ島の工場で生まれているため、ひとつの歯に国内外のさまざまな地域の技術と連携が詰まっています。
デジタル化や新しい働き方を徳島に広げ、若者が残る街に
島さんは、徳島県のビジネス振興にも力を入れています。島さんは、徳島ニュービジネス協議会の会長を務めており、魅力あるビジネス企業の創出に取り組んでいます。30周年を迎えた今年は、7月18日・19日にアスティとくしまでロボットをテーマにしたイベントを開催予定です。
島さん「ロボットが阿波おどりをおどったり、ロボットともに演劇ショーを作り上げたり、AIを活用したセミナーなどをやる予定です。ぜひ7月18日・19日は予定を空けておいてください。スポンサーも募集しています」
株式会社シケンがそうであるように、ロボットやAIなどのデジタル技術を活用して、ビジネスチャンスを広げていきたいという島さん。最後に、地域にとってどんな会社でありたいかを伺いました。
島さん「徳島県は毎年人口が減っている地域なのですが、夢があるチャレンジなどがあれば徳島県に残って、あるいは県外からやってきて、“何かやってみよう”という気持ちになると思うんですね。徳島ニュービジネス協議会の会長としても、さまざまな取り組みを通じて、若者が残ってくれれば最高ですね」
歯科技工という専門分野でチャレンジしたデジタル化や新しい働き方の創出を、地域の新しい価値として広げていきたいという島さん。培ってきた技術と、地域への想い。その両方を掛け合わせながら、株式会社シケンは新しいビジネスを生み出し続けています。
さて来週は、約9か月ぶりに宮崎県を訪ねます。どのようなカイシャと出会えるのか、どうぞお楽しみに!
番組ではメッセージや感想を大募集中。
番組宛にメッセージをくれた方から抽選で、毎週2名様に番組オリジナルステッカーをプレゼントいたします!
さらに、番組宛にメッセージをくれた方から抽選で、毎月2名様に小堺さんのサイン入りブロマイドをプレゼント!引き続きステッカーもプレゼント中です。ステッカーのデザインは東北・中国・四国に加え、新たに北海道・九州を追加した全5種類!
ブロマイド、ステッカーをご希望の方は、住所、お名前、電話番号をお忘れなくご記入のうえメッセージをお送りください。





もちろんSNSでの感想も大歓迎!#となりのカイシャをつけてXやfacebookで是非投稿してくださいね
Xではスピンオフコーナー「おすすめ手土産聞いてみた。」を実施中。その地域のおすすめの手土産をゲストの方に伺い、次の地域のパートナーと一緒に試食しています。詳細は番組Xをご覧ください!
また、聴き逃してしまった方や、もう一度聴きたい!という方はアーカイブもチェック!
#132 株式会社シケン
ゲスト:株式会社シケン 代表取締役 島 隆寛さん
URL:https://www.shiken-jp.com/


