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放送後記

#131 株式会社シケン

#131 株式会社シケン

2026.04.04~

第131回「歯科技工所の枠を超えて、素材も作って世界へはばたく」株式会社シケンに聞いてみた!

ゲスト:株式会社シケン 代表取締役 島 隆寛さん


『となりのカイシャに聞いてみた supported by オリックスグループ』。
この番組は、地域が主役の企業応援ビジネスバラエティ。
オリックスグループの提供でお届けします。
パーソナリティは、フリーアナウンサーの小堺翔太さん。
場所ごとに地元のアシスタントとともに、ゲストのお話を伺っていきます。

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今週の舞台は1年ぶりの徳島県!
パートナーは、FM徳島で放送中の「Compass」月・火パーソナリティ・近藤公美(こんどう・ひとみ)さんです。

番組初登場の近藤さんは、徳島生まれ徳島育ちの“阿波っ子”。もちろん阿波おどりも踊れます。

せっかくなので春におすすめの徳島グルメを伺うと、徳島県那賀町の名物「はんごろし」 を挙げていただきました。名前こそ物騒であるものの、おはぎのようなお菓子のことで、地元のお母さんたちが作る「はんごろし」はとってもやさしい味だそうです。

そんな地元の名物をおいしく食べるには健康な歯が欠かせないということで、今回のゲストは歯に関わる会社・株式会社シケン 代表取締役 島 隆寛(しま・たかひろ)さんをお迎えします。

身近にあるのになかなか裏側を知ることがない歯科技工所について、たっぷりお話を伺っていきましょう!

銀行員を経て、27歳の若さで社長就任

徳島県に本社を置く株式会社シケンは、入れ歯や差し歯などの歯科技工物を提供する歯科技工所です。全国各地にネットワークを広げながら、最新設備と確かな専門技術で地域の歯科医療に貢献しています。

株式会社シケンでは差し歯や入れ歯のほか、虫歯の治療に使われる詰め物や、スポーツなどで使うマウスガードなど、口の中に入る歯科技工物のほとんどを製作しています。多くの方が利用している歯科技工物ですが、どのような工程で作られているのでしょうか?

島さん「例えば差し歯の作り方は、まず歯科医院で取った型をもとに石膏で口の中を再現します。それからワックスで歯の形を作って、それを石膏に埋めて外から熱を加えるとワックスの歯の部分に空洞ができるんです。その空洞に溶けた金属を流し入れると金属の歯ができあがります。奈良の大仏の作り方に似てるんですよね」

現在はデジタル化を進めつつ、高品質な歯科技工物を手掛けている株式会社シケン。そのトップに立つ島さんは、実は2003年に27歳という若さで社長に就任。長男であるためいずれ会社を継ぐことは意識していたものの、優秀な歯科技工士の両親に比べると子どもの頃から手先があまり器用ではなかったと言います。

島さん「父から「歯科技工士には向いていないから、経営者の勉強をするために大学卒業後は銀行に行け」と言われましてね。それで第一勧業銀行(現みずほ銀行)に入行し、数年修業してから父の呼びかけで27歳で会社を継ぎました」

早いタイミングでのバトンタッチですが、お父さんも22歳で会社を興したことから“若いうちに苦労したほうがいい”という考えがあったのと、同世代の社員と一緒に成長して欲しいという思いから、27歳での社長就任となりました。

コーナー「癒しのおすすめスポット聞いてみた!」

ここでちょっとアイスブレイク。島さんに地域の癒しのおすすめスポットをお聞きしました。島さんのおすすめは、自然豊かな田園風景。コロナ禍から始めた朝のウォーキングでは、田んぼにいる大きな白鷺や都会にはない自然豊かな風景を楽しみながらリフレッシュしているそう。

徳島は“水都”と呼ばれるほど、山も川も海もある地域。

島さん「街のど真ん中に眉山があって、子どもでも30分ぐらいで登れる山があるのは財産ですね」

朝のウォーキングで改めて自分の街を歩いてみると、いろんな発見があるかもしれませんね。ぜひみなさんも「となりのカイシャに聞いてみた!」を聞いてから、もしくは聞きながらウォーキングに出かけてみてくださいね。

歯科技工所の枠を超えて素材メーカーとしての顔も

株式会社シケンの特徴は、「差し歯・入れ歯になる材料そのものを自分たちで作っている」ところ。一般的な歯科技工所は歯材メーカーから仕入れていますが、株式会社シケンではフィリピンにある工場で咀嚼機能材料=差し歯・入れ歯の素材を研究・開発しています。

島さん「例えばラーメン屋のチェーンも製麺所を持っていたりしますよね。そこでライバルのラーメン店に麺を卸していたりするわけですが、我々も同じように歯の材料を自分たちで作っているんです。どういう素材なら美しい入れ歯になるのか、使い続けても摩耗が少なく済むのかなどを材料のところから踏み込んで考えています」

このように素材から作る歯科技工所は、世界的に見ても大変めずらしいそう。きっかけは、歯科技工士だった先代社長のお父さんが素材の研究開発もやっていきたいという思いがあったから。さらに、同じく徳島で創業した大塚製薬に憧れがあったこと、縁があってフィリピンの工場を買収したこともあって、30年前から咀嚼機能材料の研究・開発に乗り出しました。

現在は日本のみならず、東南アジアやヨーロッパにも歯の素材を販売する許認可を取得。フィリピンで生産した歯の素材をヨーロッパの歯科技工所に納品し、ヨーロッパの方々の歯を支える体制が整ってきました。

島さん「ドイツのケルンで年に一回、世界最大のデンタルショーがあり、その展示会に出展しているんです。そこで、この材料がいいぞと話題になったら各国からの相談につながることもありますね」

そんな先進的な取り組みをしている株式会社シケンは、“共育ち企業”というグループ理念を掲げ、お客さま・社員・歯科業界・地域のみなさまと共に成長できる歯科技工所を目指しています。

島さん「最近は口腔内スキャナーなどのデジタル化や、強化プラスチックなどの新素材が登場したり、技術が日進月歩で進んでいます。新しい技術が出てきた際に正しく使い方を学んで歯科の先生に紹介しながら、共に育っていきたいと願っています」

歯に関わる全ての素材や機械を自前で製作できるわけではないので、それぞれの立場で研鑽を積みながら成長して、いい仕事をしていきたいと話す島さん。27歳の社長就任から今を振り返ると、当時は無我夢中だったけれど、今は若い社員も増えて事業の内容や歯科をとりまく技術が大きく変化しているそう。50年先の未来を見据えながら、新しい歯科技工所の道を模索する経営の姿勢が感じられました。

来週はさらに株式会社シケンの事業を深掘りしていきます。どうぞお楽しみに!

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ゲスト:株式会社シケン 代表取締役 島 隆寛さん
URL:https://www.shiken-jp.com/