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放送後記

#128 九州教具グループ

#128 九州教具グループ

2026.03.14~

第128回「人生も経営も「脇道」が面白い。新たな事業を開拓し続ける」九州教具グループに聞いてみた!

ゲスト:九州教具グループ 代表 船橋修一さん


『となりのカイシャに聞いてみた supported by オリックスグループ』。
この番組は、地域が主役の企業応援ビジネスバラエティ。
オリックスグループの提供でお届けします。
パーソナリティは、フリーアナウンサーの小堺翔太さん。
場所ごとに地元のアシスタントとともに、ゲストのお話を伺っていきます。

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先週に引き続き、今週も長崎県からお届け。
パートナーは、エフエム長崎で放送中の「Sunrise Station」のパーソナリティ・芳野裕美(よしの・ひろみ)さんです。

長崎の街並みが好きだという小堺さん。山の上に建つ住宅や建物が、夜になるときらきらと街を明るく照らす様子にすごく惹かれているそう。

そんな長崎県からお送りする今回のゲストは、九州教具グループ 代表 船橋修一さん。
先週は会社の成り立ちや、経営の転換点などをお伺いしました。

今週はホテル事業での取り組みや、ミネラルウォーター事業について詳しく伺います!

若手社員のアイデアで食品ロスを70%削減

九州教具グループは、町の文具店からスタートした会社で、時代の変化に応じながら地域課題の解決を目指した事業展開を推進。現在は、オフィス空間の改善やホテル経営、美味しいミネラルウォーター事業などを手がけています。

ホテル事業では、いち早くITに順応したビジネスホテルを展開。コロナ禍を経て、今は食品ロスの削減に力を入れています。

船橋さん「食品ロスは非常に大きな課題でした。コロナ禍のときに40%削減という目標を掲げて達成したあと、今では70%まで削減できました」

その成果の理由は、従来のビュッフェ形式の見直しにありました。これまでは、終了間際まで料理を大量に並べていたそうですが、若い社員たちのアイデアで小さなカップに料理を入れ、お客さんが食べたいものを食べたいだけ取っていくスタイルに変更しました。

一見すると料理がたくさん並んでいるように見えても無駄な量を作らずに済むようになったため、食品ロスの70%削減を達成できました。

船橋さん「ゴミが減り、原価率も下がったので食材の地産地消に踏み切りました。これまで使っていた冷凍食品などは極力使わないようにして、長崎の食材を食べてもらおうとしています」

コロナ禍で周囲のホテルは値下げをするなか、付加価値をつけた九州教具グループのホテルは値上げを敢行。利益率は上がり、ゴミは減り、売上が上がり、レストランはV字回復を果たしました。

ホテル事業のためにミネラルウォーター事業を開始

さらに、現在はミネラルウォーター事業も手掛けている九州教具グループ。こちらもきっかけはホテルにあり、地震や災害などが起きた際にも水を調達できるようにするためにミネラルウォーター事業をスタートさせました。

本社がある長崎県大村市に製造プラントを設置。かつて文房具の在庫を置いていた倉庫を活用しました。

船橋さん「長崎県で唯一潤沢に地下水が出る土地が大村市なんですよ。その地下水や水道水なども使ってミネラルウォーターを生産し、ホテルはもちろん、病院や介護施設などの取引先に販売しているほか、大村市とも災害協定を結んでいます」

長崎県でも深く掘ればナチュラルミネラルウォーターが出るそうですが、一般的な天然ミネラルウォーターはミネラル成分の影響で乳児や腎臓疾患がある方は飲めない場合があります。そこで、九州教具グループは“人造ミネラルウォーター”を生産し、多くの人に安心安全なお水を届けています。

3年勤めてくれれば御の字。社員の挑戦を叶えられる会社で在り続けたい

九州教具グループは現在、部署や職種を問わず、ありとあらゆるセクションに男性と女性を配置。かつてはコピー機や金庫を自ら運ぶような重労働があり、男性中心の職場でしたが、女性社員を増やすため、重い機器の運搬や設置作業は外部業者に委託する体制に変更しました。

船橋さん「なぜ男性社員ができる仕事をわざわざ外注するのか、自分たちでやったらコストはかからないのにという不満の声が出ました。しかし、よく考えてみると自分たちで作業をするのにも当然コストがかかってしまうわけです」

そのため、外注したほうが結果的に効率的であり、その分営業や企画の仕事に集中できるはず。実際に、会社の利益率と売上も上昇傾向となっています。

このようにさまざまな取り組みを掲げては、しっかり目標を達成している九州教具グループ。人材の確保はどのように行っているのでしょうか。

船橋さん「もちろん来る人、辞める人がいます。実は私は3年間働いてくれたら御の字だと思ってるんですよ」

もちろん、入社した社員が辞めないように会社も変わり続けなければいけないし、社員のやりたいことやチャレンジしたいことを叶えられる会社で在りたい。しかし、それでも起業をするために会社を辞め、今では会社のお客様になった社員もいると言います。

さらに驚くのは、一度退職した社員が戻ってくるケースも多いとのこと。社会で経験を積んだ人が戻り、新しい役割を担う。そうした循環が会社の成長につながると船橋さんは考えています。

二週にわたってお話を聞いていると、若い社員たちが何を生み出すのかを船橋さんご自身がすごく楽しみにしているように見えます。

船橋さん「みんな王道の人生を歩きたいと思っていますけど、脇道こそ面白いんですよ。若い頃しかできない脇道を楽しんでおかないと、不毛な青春時代になるんじゃないかと思います」

祖業を捨て、ホテル事業やミネラルウォーター事業をスタートし、しっかりと軌道に乗せている九州教具グループ。これからも寄り道をしながら、時代にフィットする会社で在り続けるはずです。

さて、来週は久しぶりに広島県を訪ねます。来週もどうぞお楽しみに!

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ゲスト:九州教具グループ 代表 船橋修一さん
URL:https://q-bic.net/