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放送後記

#124 湊運輸倉庫株式会社

#124 湊運輸倉庫株式会社

2026.02.14~

第124回「遠隔診療や過疎地の物流輸送など、ドローンを使って社会課題の解決を目指す」湊運輸倉庫株式会社に聞いてみた!

ゲスト:湊運輸倉庫株式会社 代表取締役 石川 啓さん


『となりのカイシャに聞いてみた supported by オリックスグループ』。
この番組は、地域が主役の企業応援ビジネスバラエティ。
オリックスグループの提供でお届けします。
パーソナリティは、フリーアナウンサーの小堺翔太さん。
場所ごとに地元のアシスタントとともに、ゲストのお話を伺っていきます。

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今週の舞台は先週に引き続き、雪深い岩手県からお届けします。
パートナーは、エフエム岩手アナウンサーの阿部沙織(あべ・さおり)さんです。

今回のゲストは、地域の物流を支える会社・湊運輸倉庫株式会社 代表取締役 石川 啓(いしかわ・とおる)さん。

先週の放送では、湊運輸倉庫株式会社の三本柱の事業のうち、「運輸」「倉庫」について詳しくお伺いしました。今週は、残りの柱「ドローン」について深掘りします!

ドローンとの出会いで新事業をスタート

湊運輸倉庫株式会社は、大手製造メーカーなどの商品を輸送、保管、配達し、地域の物流を支えている会社です。理想的な物流を目指して合理化・最適化を進めて、 2017年にはドローン事業部&ドローンピークを設置するなど、時代にマッチした物流の問題解決に挑んでいます。

小堺さんと阿部さんが気になったのは、ドローン事業。

湊運輸倉庫株式会社には“ドローン事業部”があり、ドローンの操縦を学ぶドローンスクールのほか、ドローンを使った調査・点検、そしてドローンの販売を行っています。

今では事業の三本柱のうちの一柱にまで成長したドローン事業ですが、そもそもどんなきっかけで始めたのでしょうか?

石川さん「ドローンが世に出てきたのが2013年の12月頃なんですが、インターネットの広告を見てこれはいいなと。倉庫の屋根の点検をするために、すぐに予約して買いました」

これからは、建物や道路、橋などのインフラの維持が重要になると考えていた石川さん。トラック事業以外に、点検事業などを始めたいと考えていた矢先にドローンが登場し、ドローンを使った事業なら新事業でも同じスタートラインに立てると思ったそう。

そして、2017年頃にドローン事業部を立ち上げ、これからは若い世代への教育も必要と考えドローンスクールを始めました。

石川さん「人にモノを教えられる組織にチャレンジしたい想いもあったし、ちょうど航空法が改正されてドローンをうかつに飛ばすと法律違反になる心配もあったんですね。そこで、教える側に回った方がいいと考えました」

しかし、ドローンスクールを始めた当初は「閑古鳥ですよ」と言うほど鳴かず飛ばずで、1~2か月に受講生が一人くるかどうかという状況でした。しかし、倉庫の一部をリノベーションして始めた以上、おいそれと辞めるわけにもいかず続けた結果、転機になったのはイノシシ被害の相談でした。

石川さん「自治体から依頼を受け、地元の猟友会とともにドローンを使ってイノシシの生息場所の調査に取り組んだんです。そこから実績を重ねて、お客さんも増えていきました」

このような町の困りごとをドローンで解決し始めた結果、大きなプロジェクトへとつながっていきます。

人の知恵や知識を取り入れながら、ドローンで社会課題解決を目指す

ドローン事業が更なる発展を遂げたのは、約4年前。山口県の平群島という離島が常勤医不足に陥り、遠隔診療をすることに。さらに、波の影響で通行止めが起こりやすい島内の輸送手段として、ドローンを使った輸送の実証実験を行うことになりました。

病院や商店などが限られる島内で、動かずしてモノが届くというのは生活の支えになり得ることがわかりました。

他にも、東北の森林調査をしている東京理科大学からの相談を受け、岩手県葛巻町での広葉樹調査のためにドローンを飛ばしているのだそう。

石川さん「ドローンにマルチスペクトルカメラを搭載し、マルチスペクトルカメラで木のデータを取ったり、樹種を判別したりできるように、いま共同研究に取り組んでいます」

森林組合も人手不足のため、山にどんな木がどれくらい生えていて、どれくらいの材料が採れるかをドローンで調査できるようにするのが目標とのこと。これまで急な斜面の山へ人が立ち入って、クマにおびえながら調査していましたが、危険な作業をドローンに任せられるのは画期的な代替案です。

石川さん「山の“匠”のような方から知見もいただいています。その方も後進を育てていかなければならないと、秘伝のタレのようなものまで教えていただいています」

このようにして、これまで人力で行っていた作業をドローンに置き換える取り組みに邁進している湊運輸倉庫株式会社。テクノロジーのみに頼るのではなく、人の知恵や知識もしっかり伝承していっています。

そんなドローン事業に取り組む石川さんに、ドローンが持つ可能性や今後のビジョンを伺ってみました。

石川さん「買い物支援や医療の地域格差など、人の命に係わる社会課題からドローンによる解決を推し進めていくことが必要だと感じています」

まさしく、湊運輸倉庫株式会社がある岩手の中山間地域においても、高齢で免許を返納する人が増えています。車移動がなくても家にいながらモノが届くようになれば、安心してその地域に住み続けられる可能性が高まります。ドローンの裾野を広げ、根深く地域に関わっていきたいと石川さんは話します。

最後に、湊運輸倉庫株式会社の今後について伺いました。

石川さん「世間に必要とされる会社であり続けたいです。そのために新しいものを取り入れつつ、創業からの信念を守りながら、時代の変化に対応していきたいです」

先週の物流輸送の話でも人助けにつながるお話を伺いましたが、ドローンでも人や生活を助ける下支えをしている湊運輸倉庫株式会社。「運輸」「倉庫」「ドローン」の三本柱で、人や地域のために活躍していく今後に注目ですね。

さて来週は、山形、岩手に続き宮城県からお届けします。来週もお楽しみに!


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ゲスト:湊運輸倉庫株式会社 代表取締役 石川 啓さん
URL:https://minato-morioka.jp/