
#91 株式会社天文館むじゃき
2025.06.28~
第91回「鹿児島のご当地アイス・白熊の祖。カップの白熊が全国区になるまでのお話やおいしい食べ方について」株式会社天文館むじゃきに聞いてみた!
ゲスト:株式会社天文館むじゃき 代表取締役 前田真吾さん
『となりのカイシャに聞いてみた supported by オリックスグループ』。
この番組は、地域が主役の企業応援ビジネスバラエティ。
オリックスグループの提供でお届けします。
パーソナリティは、フリーアナウンサーの小堺翔太さん。
場所ごとに地元のアシスタントとともに、ゲストのお話を伺っていきます。
今週は、鹿児島県から初放送!
アシスタントは、 FM鹿児島で放送中の「Something μ」のパーソナリティ・前畠俊二(まえはた・しゅんじ)さんです。
実は小堺さん自身も鹿児島県を訪れるのは初めてだそうで、番組冒頭は鹿児島県のおいしいグルメの話に。
前畠さんは「絞れない……」とうなりながらも、黒豚、黒毛和牛、黒さつま鶏といった鹿児島県の“黒の文化”と、知覧茶を紹介してくださいました。
そんな鹿児島県の記念すべき初ゲストは、鹿児島県を代表するおいしいグルメのひとつ、ご当地スイーツの“白熊(しろくま)”を生み出した株式会社天文館むじゃきの代表取締役 前田真吾(まえだ・しんご)さんです。
今や全国区となった有名アイスがどのようにして生まれたのか、たっぷりお伺いしましょう!
始まりは大衆食堂!冷凍物流のおかげで白熊が全国区に
株式会社天文館むじゃきは、全国的にも有名な鹿児島のご当地スイーツ・白熊の祖。1946年の創業以来、百年企業を目指して時代に対応しながら、伝統の味を全国に広げています。
実は、会社の始まりは氷菓製造ではなく、鹿児島市内にオープンした『無邪気』という名の大衆食堂からスタート。戦後間もない昭和21年に開店し、その3年後に白熊を開発、販売を開始しました。
白熊は削りたての氷に練乳ベースのミルクをかけて、季節のフルーツや豆類を盛り付けたかき氷スイーツ。 鹿児島では天文館むじゃき以外のお店や喫茶店でも販売されています。
前田さん「白熊という名前は、上から見たときに白熊の顔に似ていることが由来です。ウチで言えば、レーズンが目と口、チェリーが鼻を表してます」
そもそもなぜ大衆食堂がオリジナルのアイスを生み出したのかというと、鹿児島は九州の最南端で夏場は特に暑い地域。その熱さを少しでも和らげたいと思って開発したのが白熊なのだそうです。それが今では全国のコンビニに並ぶ定番アイスに。どうやって全国区になっていったのでしょうか。
前田さん「白熊が誕生した約9年後に、店舗へ来れない方のためにテイクアウト商品を開発したんです。それが少しずつ広がっていった中で、1985年頃にヤマト運輸さんがクール宅急便をスタートしました。当時は革新的な技術だったと思うのですが、そのおかげで-18℃の状態で全国へ届けられるようになり、日本中に広がるきっかけを得られたんだと思います」
広がるきっかけさえ得れば、あとは人気が一人歩きしていったのだそう。万人受けし、それでいて長く愛されるとは……白熊恐るべしです。
コーナー「癒しのおすすめスポット聞いてみた!」
おすすめスポットがたくさんあるという中で前田さんが選んでくださったのは、阿久根と長島の2つのエリア。
前田さん「海産物が豊富で、本当においしいんです。どの飲食店でも新鮮なお魚を提供してくれます。そして景色も最高なんです。阿久根市から車で20分ほど走れば、黒之瀬戸大橋を渡って長島町に辿り着きます」
長島町は、芋焼酎「さつま島美人」を醸造する蔵元があるほか、タイやカンパチ、ブリ、シアマジなどの養殖業が盛ん。アシスタントの前畠さんも、長島が生んだブランド魚「鰤王」の大ファン! ふたりが太鼓判を押す阿久根・長島エリアの海の幸を、ぜひみなさんも味わってみてください。
電子レンジで溶かす!? 驚きの“おすすめの食べ方”
全国で愛されるカップの白熊。せっかくなので、よりおいしく楽しむ方法をお伺いしました。
前田さん「2通りあって、まず1つは自然解凍する方法。食べ始める約20分前に冷凍庫から出して自然解凍するんです。もう1つは、電子レンジを使う方法。小さいカップだと500ワットで20秒ぐらい温めるんです。そうすると、スプーンがすっと入っておいしくお召し上がりいただけます」
少し溶かすことで、お店で食べるふわっとした触感や、いい食べ頃の状態に近づくのだそう。 そこで、実際に小堺さんと前畠さんもレンチンした白熊を食べてみることに! フルーツがたくさん乗っている上の氷から少しずつ崩して食べていき、下に沈んでいるミルクとかき混ぜながら味わうのがおいしく食べる秘訣だそう。
小堺さん「おいしいですね! ふわふわしてます。くちどけが優しくなりますね。ちょっとだけ溶けてるからか、練乳の甘さがふわっと広がります」
カップはもちろんのこと、店舗で提供する大きな白熊もみなさんペロッと食べ終えてしまうそう。そんな白熊の発売当初の味を楽しめるイベント「白熊誕生祭」が現在開催中です。6月30日までのイベントなのでギリギリのタイミングではありますが、ぜひメインの復刻商品「なつかしろくま」を味わってみてはいかがでしょうか? 新作メニューもあるそうなので、ぜひお近くにお住いの方は天文館むじゃきの店舗に駆け込んでみてくださいね。
さて、来週も引き続き、株式会社天文館むじゃき 代表取締役 前田真吾さんにお話を伺います。来週もどうぞお楽しみに!
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ゲスト:株式会社天文館むじゃき 代表取締役 前田真吾さん
URL:https://mujyaki.co.jp/