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放送後記

#90 株式会社トーシン

#90 株式会社トーシン

2025.06.21~

第90回「昨年の売上は213億円!オリジナルのご当地アイテムなど月600種のカプセルトイを取り扱う」株式会社トーシンに聞いてみた!

ゲスト:株式会社トーシン 代表取締役 宮本達也さん


『となりのカイシャに聞いてみた supported by オリックスグループ』。
この番組は、地域が主役の企業応援ビジネスバラエティ。
オリックスグループの提供でお届けします。
パーソナリティは、フリーアナウンサーの小堺翔太さん。
場所ごとに地元のアシスタントとともに、ゲストのお話を伺っていきます。

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先週に引き続き、今週も北海道からお届け!

アシスタントは、AIR-G’ FM北海道の「キンヨウアパートメント」でパーソナリティを務める鈴木彩可(すずき・あやか)さん。

そして、ゲストも先週に引き続きカプセルトイ事業の会社・株式会社トーシン 代表取締役 宮本達也(みやもと・たつや)さん。

アシスタントの鈴木さんは自称“ガチャのアヤ”と名乗るほど、カプセルトイが大好き。株式会社トーシンは、鈴木さんが通い続けているというカプセルトイ専門店「#C-pla(シープラ)」の運営会社ということもあり今週もテンションはMAX!

そんなカプセルトイの世界、今週はさらに深掘りしていきます。

昨年の売上は驚異の213億円! 月600種もの新商品を展開

株式会社トーシンは創業1974年、北海道帯広市に本社を置くアミューズメント事業のパイオニアとも言える会社です。  カプセルトイの企画や製造、そして直営店であるカプセルトイ専門店「#C-pla(シープラ)」を全国に展開しています。

昨今、盛況と言われるカプセルトイ業界ですが、実際にどれくらいの売上があるのかを伺ってみると……昨年の売上はなんと驚異の213億円! これは株式会社トーシンだけの一年間の売上です。個数で言うと約5,300万個を売り上げており、国民の約2.4人に一人がカプセルトイを買っている計算です。

宮本さん「1か月で700種類くらい新商品が出るんですよ。弊社はそのうち600種くらいを扱っているので、年間で7,000~8,000種くらいが店頭に並びます」

売上もさることながら、取扱数にもびっくり。メーカーから仕入れるものもあれば、自社で開発しているオリジナル商品もあるのだそう。

宮本さん「うちはご当地のローカル商品の開発に力を入れています。面白いものだと、埼玉県入間市の“入間”という漢字を立体化したキーホルダーや、いろんな地域のステッカーを出しています。ご当地の人にしかわからないようなマニアックなものが地元の人には刺さるんですよね」

ほかにも、まだあまり世に出ていないキャラクターを嗅ぎつけ、クリエイターに声を掛けて商品化することも。小堺さんも札幌市の狸小路のお店を訪れた際に、江別市民のための江別限定缶バッジなどを見つけて感心したのだそう。ターゲット層は狭いものの、ドンピシャな人にとってはたまらない商品展開が魅力を生んでるのですね。

特別企画!トーシンのカプセルトイを開けてみた!

ここで特別企画! 実際に株式会社トーシンのオリジナルカプセルトイをスタジオで開けてみました!! ご用意いただいたのは北海道民にはおなじみのお土産品や食べ物を本物そっくりにミニチュア化したフィギュアキーホルダー。

小堺さんと鈴木さんが、“何が出るかな?何が出るかな?”とそれぞれカプセルを開けてみると……ふたりとも“当たったらいいな”と思ったものを見事にゲット。小堺さんが当たったのは、北海道銘菓「三方六」のバームクーヘンのフィギュア。鈴木さんが当たったのは、北海道の地酒「雪国のだるま」のフィギュア。細かいところまで再現された造形にふたりとも感動しきりでした。

カプセルトイで世界を変えたい

月に600種類もの商品を揃えるとなると、大変なのが商品の管理。株式会社トーシンではオリジナルのシステムを開発し、どこの店舗にどの商品を何個補充したかのデータを取り、疑似的に売れ筋商品を割り出す試みを行っています。

そのほか、宮本さんが社長になってから本州にも進出し、関東や関西にも直営店を展開しています。この快進撃の裏ではどのような苦労があったのでしょうか?

宮本さん「ヘヴィな出来事がたくさんあったんですけど、カプセルトイ業界の古いイメージを変えたいという志でなんとか乗り越えてきました。もっと面白くてクリエイティブな業界なのに、みなさんに良さが伝わっておらず、もっとわかってもらいたいと思ったんですよね」

空気が変わったのは、女性の雇用が進んでから。職場環境が悪く、残業も当たり前だった世界から、清掃が行き届くようになり職場環境も少しずつ良くなりました。今では女性スタッフの方が多いというほど。そのような心遣いができる女性スタッフが増えたからこそ、事業もどんどん拡大しているようです。最後に、株式会社トーシンは地域にとってどのような存在でありたいかを伺いました。

宮本さん「北海道を地盤にやってきた会社なので、地域から日本をよくする・世界をよくするという理念を掲げています。カプセルトイで世界を変えるっていうのは大言壮語かもしれないけど、不可能ではないと思っています。トーシンがあるおかげで、北海道のブランドが上がったよねと言われたり、地域にこのお店があってよかったと言ってもらえるような存在になりたいです」

老若男女みんなの笑顔を引き出す事業を行っている株式会社トーシン。身近なのに、よくは知らないカプセルトイ業界の奥深い世界をたくさん教えていただきました。宮本さん、2週にわたってありがとうございました!

さて、来週は鹿児島県にお邪魔します! 鹿児島県といえば!なあのご当地アイスの会社が登場します。次回もどうぞお楽しみに!

番組ではメッセージや感想を大募集中。

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ゲスト:株式会社トーシン 代表取締役 宮本達也さん
URL:https://toshin.jpn.com/