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放送後記

#85 竹下製菓株式会社

#85 竹下製菓株式会社

2025.05.17~

第85回「佐賀を代表するご当地アイス“ブラックモンブラン”を生み出した」竹下製菓株式会社に聞いてみた!

ゲスト:竹下製菓株式会社 代表取締役社長 竹下真由さん


『となりのカイシャに聞いてみた supported by オリックスグループ』。
この番組は、地域が主役の企業応援ビジネスバラエティ。
オリックスグループの提供でお届けします。
パーソナリティは、フリーアナウンサーの小堺翔太さん。
場所ごとに地元のアシスタントとともに、ゲストのお話を伺っていきます。

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今回の舞台は、福岡県に続いて2度目の九州エリア、佐賀県よりお届け!
アシスタントはFM佐賀のアナウンサー・飯地紀美子(いいじ・きみこ)さんです。

競馬のお仕事で、実は何度も佐賀県に訪れている小堺さん。
話は佐賀県のグルメの話題から。佐賀はお米や玉ねぎ、トマトが有名ですが、鳥栖駅構内にある「かしわうどん」がとってもおいしいのだそう。何でも、鳥栖駅構内に4店舗ある中で6番ホームがおいしいという諸説もあるのだとか。

そんな佐賀県初のゲストは、佐賀を代表するご当地アイス「ブラックモンブラン」で知られる竹下製菓株式会社の代表取締役社長 竹下真由(たけした・まゆ)さんです。

今や全国に名を轟かせる銘菓を生み出した竹下製菓株式会社は、M&Aに力を入れているほか、新商品の開発やホテル事業にも進出しているそう。まずは、ブラックモンブラン誕生のヒミツから伺いましょう!

累計販売数10億本!ブラックモンブランが生まれたきっかけ

竹下製菓株式会社は、佐賀県小城市に本社を構える老舗の菓子製造会社。看板商品のブラックモンブランは累計で10億本の売上を誇ります。ブラックモンブランは、竹下さんのおじいさんが考案したアイスで、なんと収録日の5月7日は、初回製造販売された1969年5月7日にあやかって“ブラックモンブランの日”に制定しているのだそう。そのため、この日はブラックモンブランの56歳の誕生日!

竹下さん「ヨーロッパの最高峰の山であるモンブラン山を見た祖父が、その雄大な雪山に感銘を受けたそうなんです。その真っ白い雪山にチョコレートをかけて食べたらおいしいんじゃないかと思い、佐賀に帰って商品化したのがブラックモンブランなんです」

“モンブラン”という名称が入っているため、栗が入っていると勘違いされることもあるそうですが、実は雪山のモンブランがモデル。しかし、ベースのバニラアイスの上にチョコレートをかけて、ザックザクのクッキークランチをまとわせたアイスを56年前に商品化した際には苦労もあったのだそう。

竹下さん「生まれる前のことなので詳細はわからないのですが、当時ここまで凝ったアイスはなかったらしく、最初は機械化もできなかったんです。バニラアイスだけ父が共同開発したオートメーション機で作って、それを職人さんが1本ずつ手作業でチョコをつけ、クッキークランチをつけて作ってたんです。だから、初回の製造本数は1200本くらいしかできなかったらしいです」

当時はとてもめずらしかった凝ったアイスなので、すぐに人気に火が付いたかと思いきや、製造本数が少ないために近所での販売に留まっていたそう。しかし、その数か月後には大ヒット! 機械化しないと製造が追いつかなくなり、チョコやクランチのトッピングも機械化し、製造本数を増やしたそうです。その頃には、卸業者さんがトラックを待機させてできあがりを待っていたというほど。革新的な商品だったことが伺えます。

コーナー「癒しのおすすめスポット聞いてみた!」

佐賀県初のゲストの竹下さんに、佐賀県の癒しのおすすめスポットを聞いてみましょう。竹下さんのおすすめスポットは、竹下製菓株式会社が経営しているレストランの「グリル タケシタ」。ランチタイムはアイスクリームの食べ放題もある、王道の洋食メニューを味わえるレストランです。

竹下さん「ここのカウンタースペースがすごく好きなんです。おひとり様のお客様でも気兼ねなく食事できるようにと作ったカウンターなんですが、店内を見渡すこともスタッフと話すこともできて、机が広いので仕事しながらごはんを食べることもできるという。私が一番好きなのはランチタイムで、多くの方がうちのアイスを召し上がっている様子を見れるのがすごく楽しくって! あの光景を見ると“よし、また頑張るぞ!”という気持ちになります」

ぜひ近くにお住まいの方や、佐賀駅の近くを訪れた方は立ち寄ってみてください。もしかしたらカウンターに竹下社長の姿があるかもしれません……!

社長おすすめのブラックモンブランの食べ方

自社商品への愛が強い竹下さんですが、ブラックモンブランのおすすめの食べ方があるのだとか。ブラックモンブランの特長といえば、たっぷりついたクッキークランチ。しかし、クッキークランチがこぼれてしまうのを嫌がる方もいると聞きます。そのため、クランチの“受け皿”が必要と考えた竹下さんは、ブラックモンブランの“パーティー開け”を推奨しているのだそう。

竹下さん「スナック菓子を食べるときのように、アイスのパッケージの背を中央に開いてお皿型にすれば、クランチが落ちたとしても床にこぼれず安心なんです! ちょっと落ちたクランチをもう一度アイスにつけたり、最後にザッと口に流し込んでもらったりすると1粒残らず楽しんでいただけます」

これならクランチをこぼす心配もなくなり、心置きなくブラックモンブランを味わえますね。みなさんもぜひ試してみてください!

大阪・関西万博にブース出展中!気になるその内容は?

現在開催中の大阪・関西万博に、「EARTH SWEETS ~Presented by Takeshita Seika~」という名でブースを出展している竹下製菓株式会社。万博のテーマにふさわしく、乳原料を使わないアイスを販売しています。

竹下さん「アイスクリームは乳原料をたくさん使うんですが、家畜を育てるエネルギー問題がいま話題になっていますよね。私たちもどういった食の未来が展開されたとしても、やっぱりお客様に楽しんでいただけるような選択肢をとり続けていきたいんです。そこで、乳を使わず、でもアイスクリームとしてしっかりおいしい100%植物性のバニラアイスを作って、チョコレートとクッキークランチをつけたプラントベースのブラックモンブランを万博のみで販売しています」

正確に言うと、チョコレートにはやや乳化剤が入っているものの、アイスは乳不使用とのこと。他にも、グループ会社で展開しているグルテンフリーの米粉のチュロスなども販売中だそうです。 

大阪・関西万博を訪れる際は、ぜひ竹下製菓のブースもチェックしてくださいね。さて、来週は最近注力しているというM&Aについて伺っていきます。来週もどうぞお楽しみに!

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ゲスト:竹下製菓株式会社 代表取締役社長 竹下真由さん
URL:https://takeshita-seika.jp/