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放送後記

#79 シネジック株式会社

#79 シネジック株式会社

2025.04.05~

第79回「大阪・関西万博の「大屋根リング」で使用されている「木質構造用ねじ」を生み出した」シネジック株式会社に聞いてみた!

ゲスト:シネジック株式会社 代表取締役 苅部泰輝さん


『となりのカイシャに聞いてみた supported by オリックスグループ』。
この番組は、地域が主役の企業応援ビジネスバラエティ。
オリックスグループの提供でお届けします。
パーソナリティは、フリーアナウンサーの小堺翔太さん。
場所ごとに地元のアシスタントとともに、ゲストのお話を伺っていきます。

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今週から新年度がスタート!
この春から新生活を開始される方も多いのではないでしょうか。

実は、「となりのカイシャに聞いてみた!」も4月からパワーアップ!
これまで全国14局ネットでお届けしていた当番組が、4月から北海道・九州エリアが加わり22局ネットとなりました!!

放送局拡大を記念して、公式Xでは「となりのカイシャに聞いてみた!豪華プレゼントキャンペーン」を開催!
詳しくは番組公式Xをチェックしてみてくださいね。
となりのカイシャに聞いてみた! supported by オリックスグループ X公式アカウント

さて、そんな記念すべき今週の放送回は、宮城県に本社を構える会社が登場。
仙台のDate fm「Morning Brush」のパーソナリティ・深井ゆきえさんとともに、“ネジの会社”であるシネジック株式会社 代表取締役 苅部泰輝(かるべ・やすてる)さんをゲストに迎えてお送りします。

木と木を留める役割が、釘からネジへと移行中

シネジック株式会社は、「木質構造用ねじ」を生み出したネジの会社。1987年の創業以来、建築物のモノとモノをつなぐネジやビスの研究開発や販売を行い、ネジの世界の可能性を広げ、豊かで安全な住生活を支えています。

そもそもネジというのは、1500年ほど前にポルトガルから伝わり、その後日本国内でネジの技術が発展していきました。木造建築にネジが使われるようになったのは、実は約50年前とごく最近のこと。それまで職人の技術によって支えられてきた木造建築が、高度経済成長とともに住宅需要が増えて、合理的な建築計画を求められたことがきっかけでネジが使われるようになったそう。

苅部さん「建築に関わる規制が緩和されたことと、SDGsの採択を受けて“持続可能な”木造建築をもっともっと発展させようという動きから、建築に使う材料もさらに進化をしている最中なんです」

木と木を留める材料というと、釘やボルトのイメージが強いものですが、なぜ木造建築にネジが使われるようになったのか。その理由は、木材の大規模化。これまで9cm角の木材を使っていたのに対し、近年では15cm~20cm角の木材を使用するように。長い釘を打つのは大変だけれど、ネジはどんな長さでも打てることから釘からネジに変革しているのだそうです。

コーナー「癒しのおすすめスポット聞いてみた!」

苅部さんの癒しのおすすめスポットは、青葉城址(仙台城跡)。青葉城址は、深井さんはもちろん、小堺さんも足を運んだことがあり、長い坂道が印象的なのだそうです。

苅部さんはその長い坂道を、なんとランニングコースで走ってのぼり切るのだとか!
いい具合に体が疲れるのと、のぼり切ったあとに仙台の街並みを一望すると、のぼってよかったと思えるのだそう。

苅部さん「のぼった先にある伊達政宗の像を見ると、伊達政宗はこの景色を見ながら仙台の街を発展させていったんだなと考え、自分ももっと頑張ろうという気になれるんです」

当然帰りもランニングで下るという苅部さん。ぜひ足腰に自信のある方は、青葉城址の坂道を駆け上がって、その先にある絶景を楽しんでみてください。

大阪・関西万博で活躍するシネジックのネジ

需要が高まっているシネジック株式会社の「木質構造用ねじ」は、木材住宅のみならず、なんと大阪・関西万博で話題の「大屋根リング」にもたくさん使用されています。会場全体を囲う全周約2㎞の大屋根リングは、世界最大の木造建築としてギネスに認定されました。

苅部さん「現場の方から聞いた話では、大屋根リングのコンセプトは清水寺の舞台だそうで、日本ならではの建築技術を現代風にアップデートして作られているそうなんです。ただ、大規模になると木だけでは実現できないので、我々のネジや最新の建材が活きています」

このように、多くの現場で大活躍しているシネジック株式会社のネジ。建築の資材が進化していく中で、ネジも進化していかなければならず、開発の苦労もあったようです。

苅部さん「例えばネジが長くて太くなると、職人さんもどうやって木に打ち込めばいいかわからないわけです。そのため、なるべく職人さんに負担をかけずに使ってもらうために形状にこだわったり、手間を省くために1本のネジの性能を上げたりすることに今は注力しています」

一番大事にしなければならないのは、自分たちの製品が優れていることではなく、シネジックの製品を使った結果、より建物が魅力的になったり、木造建築の可能性を高めたりすることだと話す苅部さん。
自己満足ではいけないと自らを律する苅部さんの姿に、小堺さんと深井さんもハッとした様子。シネジック株式会社の“使命感”に心を打たれた時間でした。来週は、どんなネジ話が聞けるのか、どうぞお楽しみに!

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#79 シネジック株式会社

ゲスト:シネジック株式会社 代表取締役 苅部泰輝さん
URL:https://www.synegic.co.jp/