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放送後記

#57 久保田食品株式会社

#57 久保田食品株式会社

2024.11.02~OA

第57回「お客様への思いで届け続けるこだわりのアイス」久保田食品株式会社に聞いてみた!

ゲスト:久保田食品株式会社 代表取締役社長 武市学さん


『となりのカイシャに聞いてみた supported by オリックスグループ』。
この番組は、地域が主役の企業応援ビジネスバラエティ。
オリックスグループの提供でお届けします。
パーソナリティは、フリーアナウンサーの小堺翔太さん。
場所ごとに地元のアシスタントとともに、ゲストのお話を伺っていきます。

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今週は番組初上陸の高知県から!FM高知の加藤結さんとお届け。
そして、ゲストは久保田食品株式会社代表取締役社長 武市学さんです。

久保田食品株式会社は高知県南国市に本社を構える、無添加のアイスキャンデーで有名な食品製造販売会社。「食べた後に喉が渇かない 毎日食べても飽きないおいしさ」をコンセプトに昭和55年の設立以来地元で愛され続けています。
現在は全国へ販路を拡大し、沖縄から北海道まで1000を超える取扱店で久保田のアイスが販売されています。

昭和34年に武市さんのお義父様の久保田孝一さんが創業した久保田食品。まずは成り立ちについて伺いました。

酒好きの高知県民が愛するアイスの誕生秘話

両親が営む食品雑貨店を手伝う傍ら独立への強い思いを持っていた久保田さんは、甘い物好きだったことからアイスキャンデーに目を付け、アイスの問屋業を始めました。

その後自ら商品を作りたいと考え、機械メーカーのアドバイスを受けながら10年ほど試行錯誤を繰り返し、ようやく自社商品(100円カップ「アイスクリン」)の発売に漕ぎつけました。

そんな時、愛媛のあるメーカーの工場長との出会いがありました。
素人の状態から自社商品を作り上げた久保田食品に興味を持ったその方と共に、アイス作りに取り組み現在の久保田食品のアイスの基礎を作り上げたんだとか。

お酒好きの高知県民が飲んだ後に食べたくなる久保田食品のアイスは、創業者の甘いものへの愛と周りのサポートから生まれたんですね。

コーナー「癒しのおすすめスポット聞いてみた!」

武市さんのおすすめは高知県の中心を流れる仁淀川の澄んだ水が生み出す、美しい「仁淀ブルー」。

仁淀川の水は全国の水質ランキングで1位を獲得する程の透明度です。

武市さんはご友人が高知にいらした際ににこ淵と安居渓谷を訪れ、見たこともないほどの鮮やかな青い水面に圧倒されたそう。

仁淀ブルーは年間通して綺麗に見ることができ、季節ごとに新緑や紅葉との様々な組み合わせを楽しめます。次期朝ドラの舞台としても更なる観光需要の高まりが予想される高知県。
今のうちに訪れて、仁淀ブルーを含む美しい自然とカツオのたたきなどの豊かな食で癒されてみてはいかがでしょうか。

素材に工程に、こだわりを貫くアイスを支えるのはファンレター

今では高知にとどまらず全国で人気の久保田食品のアイス。どんなこだわりがあるんでしょうか?

通常、果物を使ったアイスキャンデーには冷凍果実やジャムが使われることが多いそうです。しかし、久保田食品の果実のアイスにはゆずやいちごなど、太陽に恵まれた高知県で育った旬の果実が生で使われています。高知の良質な素材を活かしたアイスを作るため、最旬の果実を仕入れて全ての処理を自社で行い、最も良い状態でアイスにすることを心がけているそうです。

武市さん「大量生産はできなくとも一つ一つ手をかけて美味しいアイスを作っていく、という創業者の考えを引き継いでいます。」

長年美味しいアイスを丁寧に作り続けている久保田食品の原動力の一つは、毎月届くお客様からの声。

武市さん「『生まれて初めてこんな(美味しい)アイスを食べた』、『ずっと食べ続けるので(作り)続けてください』という感動や応援のファンレターによって、大変な作業でも頑張ろうという思いを持って、会社全体が1つになれています。こういう言葉のおかげで、自分たちのこだわりが間違いじゃないことが分かりますし、嬉しい気持ちになります。」

小堺さん「愛情を持って作っているからこそ、愛の溢れる手紙が返ってくるんですね。素敵なサイクルに触れて感動しました。」

高知県民の思い出を支え続けるお手頃アイス

そんな久保田食品のこだわりのアイスですが、現在は一般で売られているもので約70種類、業務用を合わせると100種類ほど販売されています。そしてもちろん、それら全てに久保田食品のこだわりが詰まっています。

武市さん「売上以上にお客様の気持ちを大切にしよう、ファンレターが1通でもあれば作り続けよう、という創業者の思いを受け継いで、多数の商品を扱っています。」

久保田食品は素材にこだわった商品だけでなくお手頃さを追求したものも。

武市さん「100円前後で駄菓子感覚で購入できるアイスもあります。代表的で人気なものは花まんじゅうやおっぱいアイス、メロン玉などで、まとめて沢山買っていただけることも多いです。」

加藤さん「子供のお小遣いでも買えるようなお手頃価格なので、友達と遊ぶときにみんなでおっぱいアイスをチューチュー吸ったり、メロン玉のメロン型のカップを持って食べたりした思い出があります。物心がついた頃にはもうそばに久保田食品のアイスがありました。」

小堺さん「大人から子供まで、高知県民の素敵な思い出を支え、美味しさを届け続けているんですね。」

お客様を大切にすることにとことんこだわり、美味しいアイスを届け続ける久保田食品の思いに胸が熱くなった第57回でした。

次回も引き続き、久保田食品株式会社代表取締役社長の武市学さんをお迎えしてお届けします。
ぜひお聴きください!

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Xではスピンオフコーナー「おすすめ手土産聞いてみた。」を実施中。その地域のおすすめの手土産をゲストの方に伺い、次の地域のパートナーと一緒に試食しています。
今週は前回のゲスト、岡山県の株式会社マルイの代表取締役社長、松田一也さんに教えていただいた手土産をご紹介。

詳細は番組Xをご覧ください!

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#57 久保田食品株式会社

ゲスト:久保田食品株式会社 代表取締役社長 武市学さん
URL:http://www.kubotaice.co.jp/