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放送後記

#17 株式会社吉田産業

#17 株式会社吉田産業

2024.1.27~OA

第17回「”建設”だけじゃない!地域になくてはならないカイシャ」株式会社吉田産業に聞いてみた!

ゲスト:株式会社吉田産業 常務取締役 吉田昌弘さん

『となりのカイシャに聞いてみた supported by オリックスグループ』。
この番組は、地域が主役の企業応援ビジネスバラエティ。
オリックスグループの提供でお届けします。
パーソナリティは、フリーアナウンサーの小堺翔太さん。
場所ごとに地元のアシスタントとともに、ゲストのお話を伺っていきます。

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今週はFM青森より、アシスタントの鈴木耕治さんとともにお送りします。
ゲストは株式会社吉田産業の常務取締役、吉田昌弘さんです。

株式会社吉田産業は八戸市で100年以上続く、地域密着の建設資材の専門商社です。さらに、この吉田産業を中核に建設業やIT関連、自動車関連、食品関連と様々な産業でグループ企業を展開しています。

事業拡大のキーワードは「地域を豊かにする」

なんと吉田さんと小堺さんは同世代!(スタジオでは何年生まれですか?というやり取りも…)常務取締役を務める吉田さんに、まずは吉田産業の事業について伺いました。

小堺さん「吉田産業は建設資材の専門商社ですが、その事業は多岐に渡るそうですね。具体的にはどのようなことをされているのでしょうか?」

吉田さん「一般住宅や公共施設から橋や道路などのインフラと、様々な建築物に使われる建設資材の売買だけでなく、職人の方々との協力によって建設工事も請け負っています。資材の部分から建設まで一貫して携わる『ワンストップサービス』が私たちの強みの一つです。」

小堺さん「ホームページを拝見すると、ITや食品、保険など、グループ企業の業界は驚くほど多岐にわたっていますね!業界を拡大していく上ではどのようなことが軸になっているのでしょうか?」

吉田さん「祖父が吉田産業における中興の祖なのですが、地域になくてはならないもの、地域を豊かにするもの、という軸で色々な分野に手を広げてきました。」

建設との関係の有無に関わらず様々な事業に拡大してきた軸を作ったのはお祖父様だったとのこと。地元民なら誰もが知るあの会社も吉田産業が元だったとか!?

吉田さん「実は、青森を中心に東北に広く展開しているホームセンターSUNDAYの前身も吉田産業*だったんです。(*現在は別の会社)日本で初めてホームセンターができた時代に「これだ!」と考え、青森で事業を始めたそうです。」

小堺さん「常に全国に情報のアンテナを張っていたんですね。」

吉田さん「はい、情報力はとても重視しています。我々は地域密着という部分を重視しているため、お客様のニーズに応じて建設資材の販売だけでなくグループ会社のご紹介なども行っております。」

金物店から紡がれてきた102年の歴史

吉田産業は102年という長い歴史を持ち、昌弘さんはその4代目になります。

小堺さん「今では様々な事業を手掛ける吉田産業ですが、その始まりは金物屋さんだったとか。」

吉田さん「元々はお米の卸問屋をやっていたようですが、後継ぎがいない、となった時に岩手の金物店のご子息に婿入りしてもらいました。そこから、その方の金物についての知識を使って金物店を創業したそうです。」

小堺さん「金物店から始まった吉田産業が様々な事業を手掛けるようになった歴史をお聞かせください。」

吉田さん「始めは、地域の方に金物を販売する金物店でした。当時、戦争や地震、火事などもあり再建などで街づくりへの需要が高まっていた点に先代が目を付け、現在の基盤となっている建設資材の卸し事業を始めた、という流れになります。」

吉田産業の会社の歴史をもっと知りたい方はこちらもチェックしてみて下さいね。

コーナー「癒しのおすすめスポット聞いてみた!」

吉田昌弘さんのおすすめスポットは、青森市の南方にある十和田湖から繋がる奥入瀬渓流。自転車が趣味とのことで、紅葉の季節などに景色を見ながら自転車で走るのが好きだそう。

自転車競技の選手だった過去も持つ吉田さんは八戸から十和田へ向かい、約50kmある十和田湖を一周する本格的な自転車旅をしているそうです!😲

自転車が好き!という方はぜひ吉田さんおすすめの奥入瀬渓流の景色を楽しむ旅にもトライしてみてくださいね🚲

今あるものを守り、地域の社会問題に立ち向かう

吉田産業の更なる発展に向けた今後のビジョンについても伺いました。

吉田さん「現在、東北地方にとっては人口の減少や流出が大きな問題になっており、新しい建物の建設ニーズは無くなってきています。代わりに、今ある建物を低コストで現在のままの機能を保てるようにすることへの需要が高まっています。そこで現在当社では、既存の建物の補修工法の拡販を進めています。この取り組みはSDGsにも繋がります。」

小堺さん「新しいものを作るだけでなく、昔からあるものを保ち、大切にするという考えはたしかに日本人としても忘れたくない考えですね。」

鈴木さん「人口流出は東北において避けられない問題となっているのは私も強く感じていて、これからは、より深く考えていかなければならないと思っています。」

地域への想いを元に様々な事業へ拡大を続ける吉田産業の魅力に触れた第17回でした。

次回も、引き続き株式会社吉田産業の常務取締役、吉田昌弘さんをお迎えしてお届けします。ぜひお聴きください!

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#17 株式会社吉田産業

ゲスト:株式会社吉田産業
 常務取締役 吉田昌弘さん

https://www.yoshidasangyo.co.jp/