#47 株式会社オカベ
2024.8.24~OA
第47回「愛媛の給食から全国へ!アーモンドいりこの生みの親」株式会社オカベに聞いてみた!
ゲスト:株式会社オカベ 会長 岡部悦雄さん
『となりのカイシャに聞いてみた supported by オリックスグループ』。
この番組は、地域が主役の企業応援ビジネスバラエティ。
オリックスグループの提供でお届けします。
パーソナリティは、フリーアナウンサーの小堺翔太さん。
場所ごとに地元のアシスタントとともに、ゲストのお話を伺っていきます。
今週はFM愛媛からお届け!アシスタントは窪田ゆうこさん。そして、ゲストは株式会社オカベの会長、岡部悦雄さんです。
株式会社オカベは、1974年に創業した水産物の加工を中心とする総合食品メーカー。先進的な衛生管理システムのもと、独自の製法で素材を生かした味作りを行っていて、味付け加工小魚の国内シェアはナンバーワン。業界をリードするカイシャです。
御年84歳とは信じられないほどはつらつとした岡部さん。50年前に愛媛で始まった株式会社オカベをどのように成長させてきたのでしょうか?
愛媛県民のソウルフード アーモンドいりこ誕生秘話
大学を卒業後は10年ほど工場長や仕入れ業などの仕事で全国を回り、商売のコツを掴んだという岡部さん。その後、地元である伊予市で仕事をしたいと考え、伊予で有名な水産物業の会社を5人で起ち上げました。
今では約300名の従業員を抱え、グループ全体の年商は80億超えというオカベは、アーモンドいりこの市場でNo. 1(約40%)のシェアを誇ります。このアーモンドいりこは給食に使われており、おかわり争奪戦が起きるほど愛される愛媛県民のソウルフード。
アーモンドいりこの誕生のきっかけは、カルシウム不足を解消する小魚を使った学校給食の商品開発を要望されたことでした。
岡部さん「最初は瀬戸内海の煮干しを出しましたが、いりこの臭いや怪獣のような見た目から小学生には受け入れられませんでした。そこで、東京の学校が見つけてきたアーモンドを棒状にカットしたスリーバードというものを混ぜてみたところ美味しく、栄養学的にも良いとのことで学校給食でも人気になりました。」
給食で人気を得たアーモンドいりこは量販店やお土産屋など、どんどん販売が拡大していきました。元々はオカベが特許や意匠登録を行なっていましたが、東京の学校給食からの
「子供の健康を作る商品なのだから、もっとオープンにすべきだ」
という言葉を受けた結果、一気に全国に広まっていったそうです。
コーナー「癒しのおすすめスポット聞いてみた!」
瀬戸内海が世界で一番綺麗だと語る岡部さんのおすすめは、「伊予から臨む夕日」。実は世界的にも有名で、伊予市双海町は日本の夕陽百選にも選ばれる名所です。
岡部さんは、海外で見てきたどんな海、景色とも比べものにならないと熱く語っていました。
みなさんも伊予の夕日を含めた瀬戸内の美しい海を訪れてみてはいかがでしょうか。
アーモンド小魚「カルちゃん」のクセになる美味しさは試行錯誤の証
なんと今回、アーモンド小魚「カルちゃん」をスタジオに持ってきてくださいました!ということで、実食!!
小堺さん「食感が良い!そして魚のうま味がすごく濃厚ですね!!」
岡部さん「瀬戸内海は内海なので、外洋のいりことは味が違います。特にプランクトンが多い伊予灘のあたりの魚はよく出汁が出るんです。」
窪田さん「噛むと風味がふわっと鼻に抜けていく感じが、これこれ!と思い出させてくれますね。」
子どもが嫌う味を一切感じさせない味付けと癖になる食感はオカベの試行錯誤の賜物です。来週は、オカベの商品開発や製造手法により迫っていきます!
次回も引き続き、株式会社オカベ会長 岡部悦雄さんをお迎えしてお届けします。
ぜひお聴きください!
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#47 株式会社オカベ
ゲスト:株式会社オカベ 会長 岡部悦雄さん
URL:https://www.okabe-group.com/