#35 株式会社町田アンド町田商会
2024.6.1~OA
第35回「地域に、農業に、貢献!みんなで笑顔でままくうべ」株式会社町田アンド町田商会に聞いてみた!
ゲスト:株式会社町田アンド町田商会 代表取締役社長 町田容一郎さん
『となりのカイシャに聞いてみた supported by オリックスグループ』。
この番組は、地域が主役の企業応援ビジネスバラエティ。
オリックスグループの提供でお届けします。
パーソナリティは、フリーアナウンサーの小堺翔太さん。
場所ごとに地元のアシスタントとともに、ゲストのお話を伺っていきます。
今週はFM青森からお届け!アシスタントはラムちゃんこと里村好美さん。
ゲストは株式会社町田アンド町田商会 代表取締役社長 町田容一郎さんです。
株式会社町田アンド町田商会は1877年の創業以来、肥料や農業資材の販売を通じて青森の農業の発展に取り組んできたカイシャです。また、農業関連事業と薬局事業を二本柱としながらも、医療機器や福祉サービスを扱うLS事業や飲食事業、果物の卸し業と多岐に渡る事業を手掛け、地元の方々の健康と生活を支えています。
なんと、里村さんが担当しているラジmott!金曜日のパートナーのd-iZe(ダイズ)さんと同級生という町田さん。まずは、町田アンド町田商会の成り立ちから伺いました。
ただのお金儲けではない。地域に、農業に貢献するカイシャ
明治10年に創立し農薬・肥料・農業資材を販売する町田商会と、先代社長が起業し医薬分業に取り組む株式会社町田が2010年に合併してできたのが町田アンド町田商会。昨年創立50周年を迎えました。先代であるお父様の後を継ぐ形で歴史ある会社の社長に就任した町田さんはどのような思いで社長業に向き合っているのでしょうか。
町田さん「就任した当初は、がむしゃらに動くことしかできず、取締役の方々に支えてもらいました。実は社長になることには少し反発の気持ちがありました。周りから『(後を)継ぐのだろう』としきりに言われたためです。父には『周りの社員から認められない限り社長などやってはいけない』と言われていて私もそれに納得していました。」
小堺さん「お父様への尊敬や周りの社員の方への感謝を大事にして、とても謙虚に勤められているんですね。」
多岐に渡る事業を手掛け、暮らしのあらゆる面で役に立っている町田アンド町田商会ですが、主力事業の一つである農業においては150年という長い歴史を持ち、地域の農業の発展に取り組んできました。
小堺さん「青森のリンゴ栽培に欠かせないある農機具の普及に貢献されたそうですね。」
町田さん「噴霧器という、液体を霧状にする機械を大正時代に初めて導入しました。」
小堺さん「農家の方が(噴霧器を)背負って肥料などを撒いているのを見たことがあります。あの噴霧器を最初に導入したんですか!?すごいですね。それはどういった経緯だったんでしょうか?」
町田さん「当時は既に農業において大きい会社になっていましたが、その中で地域の方々の役に立ちたいという思いがありました。そこで肥料をただ仕入れて売るだけのただのお金儲けではなく、試験を通してデータを集め、成果を伝えていくことで価値を発揮できると考えたそうです。」
小堺さん「自分の会社が儲かりさえすればいいというのではなく農業全体に貢献するという意識を大正時代から持っていたのはすごいことですね。」
青森から全国へ噴霧器が広まっていった背景には、いい意味で時代にそぐわない、新たな価値を生み他者貢献をしようという精神がありました。
コーナー「癒しのおすすめスポット聞いてみた!」
町田さんのおすすめスポットは、地元でもある弘前公園。美しい桜で有名ですが、実は樹齢300年以上のいちょうの木もあり、「根上がりいちょう」と呼ばれています。そして、町田アンド町田商会の社歌はこちらのいちょうの木がモチーフになっているそうです。
有名アーティストの曲を多く手掛ける多田慎也さんが作詞作曲を、地元で人気のボーカルユニット、ライスボールが唄を担当した楽曲です。
町田さん「根上がりいちょうはサカエ薬局と同じ緑のイメージがあり、その力強い佇まいが地方から世界へ飛び立っていこうとする町田アンド町田商会にぴったりだと思いました。」
春には桜、夏には新緑、秋にはいちょう、冬には雪、と一年中楽しめる弘前公園。みなさんも訪れてみてはいかがでしょうか。
「三方良し」でみんなで笑顔に
町田さん「先祖代々伝えられてきたのが、三方良しという精神です。一企業だけが利益を独占すると地域そのものがダメになってしまうので、それぞれが与え合い、全ての方にとって良いという関係を築いていく必要があるという考え方。この精神を反映して企業理念では『みんなで笑顔でまま(ご飯)食うべ』つまりみんなで笑顔で幸せになろうということを掲げています。」
農業と薬局業の2本柱という、まさに理念に沿ったビジネスモデルで発展し続ける町田アンド町田商会。そんな会社を率いる町田さんが今後チャレンジしたいこととは?
町田さん「いつか、ウイスキーの蒸留所を持ってみたいと思っています。父の影響もあり色々なブランドのお酒を飲み比べした思い出があります。70才の頃に作ったウイスキーを15年ほど寝かせて85歳くらいで飲めたら素敵ですね。」
会社も町田さんご自身も周りへの貢献や感謝の思いを持ちながら色々なことに挑戦していることを伺えた第35回でした。次回も引き続き、株式会社町田アンド町田商会 代表取締役社長の町田容一郎さんをお迎えしてお届けします。ぜひお聴きください!
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#35 株式会社町田アンド町田商会
ゲスト:株式会社町田アンド町田商会 代表取締役社長
町田容一郎さん
URL:https://machida2.co.jp/