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放送後記

#14 株式会社平田牧場

#14 株式会社平田牧場

2024.1.6~OA

第14回「お米で豚を育てるという新たな挑戦」株式会社平田牧場に聞いてみた!

ゲスト:株式会社平田牧場 代表取締役 新田嘉七さん


『となりのカイシャに聞いてみた supported by オリックスグループ』。この番組は、地域が主役の企業応援ビジネスバラエティ。オリックスグループの提供でお届けします。パーソナリティは、フリーアナウンサーの小堺翔太さん。場所ごとに地元のアシスタントとともに、ゲストのお話を伺っていきます。

みなさん本年もどうぞよろしくお願いいたします⛩🎍そして、新年一発目の今回のゲストは、前回に引き続き、株式会社平田牧場の代表取締役社長、新田嘉七さんです。今回も山形県にある株式会社平田牧場の本社、ガーデンパレスみずほから、アシスタントの松浦彩さんと共にお送りします💁‍♀️

 

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日本初!お米で豚を育てる

今ではスタンダードになりつつある、「お米で豚を育てる」という取り組みを始めたのが、なんと株式会社平田牧場だそう。先週のお話にあった、「無添加ポークウインナー」もそうですが、非常にパイオニア精神あふれるカイシャですよね😳
そして、そんな「お米で豚を育てる」という新たな挑戦は、牧場の視察に訪れたお客様、組合の方たちの声から、始まったといいます。
「当時多く使われていた飼料は主に、日本での自給がほとんどできないトウモロコシや大豆だった。その一方で、減反(米の生産量を減らす為の政策)が行われていたことにより、周辺の田んぼは休耕地となっていた。」と新田さん。その状況を見た方たちから、「なぜこの減反している田んぼにお米を育てて、豚にあげないのか。」という質問を投げかけられたところから、「お米で豚を育てる」仕組みづくりが始まったそうです。

しかし、お米の方がトウモロコシよりも10倍値段が高かったこともあり、そう簡単に飼料をお米に変えることは出来なかったといいます。
そこで利用したのが、「転作補助金」。
なんでも日本では、小麦や大豆などの収量の少ないものに対して、「転作補助」が適用される制度があるそう。そしてこれを「食用米」から「飼料としての米」の転作でも利用できるのではないか、減反をやめてお米を作って、余ったら家畜で調整すればよいのではないか、と考えたという新田さん。こうして補助金を利用しながら、試行錯誤で仕組みを作り上げていったといいます。
その中でも「米は家畜に合わない!」「神聖なお米を豚に食べさせるなんて!」という反対の声も多かったそう。しかし、土地保全やSDGs、貯水機能、緑の保全など、様々なメリットがあると、どんどん推し進めていきました。そうして田んぼ3枚で始めたところから、今では日本全国100万枚以上に至るまでに!
株式会社平田牧場の、様々な逆風にも屈せず、粘り強く新たな試みを続ける姿勢がれているお話でした。

日本の米から育った豚は味も別格!

もともと、飼料の自給率を高めるための活動として始めた、「お米で豚を育てる」という仕組みづくり。
しかし、従来の豚と比べたとき、その見た目や味にも、明らかな違いがあったといいます。
「5%だけ飼料にお米を混ぜて育てた豚でも、通常の豚に比べて肉の色がきれいで、脂質が白く、見た目が明らかに良かった。そして食べてみてもその差は歴然。なにより脂質が違い、甘くなくてあっさりしている。その場にいたほぼ全員が、お米で育てた豚の方がおいしいと言った。」と新田さん。
環境にもよく、味も見た目もよいという、まさにいいとこづくし!そんな日本のお米育ちのブランド豚、さらに食べてみたくなりますね😋

マイレコメンドはイルミネーションに隠れた小さな○○

恒例の「マイレコメンド聞いてみた!」のコーナー!
新田さんのマイレコメンドは、先週の癒しスポットでも取り上げられていた、「日和山小幡楼」。今回は、先週お話しいただいた日中の姿とはまた異なり、小幡楼のイルミネーションについてのお話でした。
すごくきれいで、とても「映える」スポットだと新田さん。さらにちょっと隠れたところには、小さな豚がいてかわいいとのこと🥰
このイルミネーションは2月まで行われているそうなので、皆さんもぜひ「隠れた子豚ちゃん」探しに行ってみては🐖

もはや科学!なブランド豚の育成方法

株式会社平田牧場では「金華豚」と「三元豚」の二種類が扱われています。
中でも三元豚は、三種類の豚を交配してつくるといいます。黒豚を使ったり、金華豚を使ったりと、交配の仕方によって豚の質が変わってくると新田さん。もはや科学の域です🔬

そんなこだわって作られたブランド豚は、山形の駅や空港、東京でも楽しめるそうです!(店舗一覧はこちらから東京 | 直営店舗一覧 | 平田牧場公式サイト (hiraboku.info)
中でも人気なメニューはとんかつ!しゃぶしゃぶや、かば焼きなどもおすすめだといいます。社長自ら頻繁にお店に訪れ、一日三食豚でも飽きない!と新田さん。並々ならぬ”豚愛”も語ってくれました。

さて、2週にわたって株式会社平田牧場の代表取締役社長、新田嘉七さんにお話を伺ってきましたが、いかがだったでしょうか。豚一筋で長年突き進み、世の中に新たなスタンダードを生み出してきた、株式会社平田牧場のすごさが伝わるお話ばかりでしたね!皆さんもぜひこだわりの平田牧場金華豚、平田牧場三元豚、召し上がってみてください💁‍♀️

そして来週のゲストは仙台から、
陽光ビルサービス株式会社の代表取締役社長、
新本起也さんです。
ぜひお楽しみに♪

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#14 株式会社平田牧場

ゲスト:株式会社平田牧場
代表取締役 新田嘉七さん
https://www.hiraboku.info/