第３回 人気商品「クマの手シューラスク」の誕生は意外なところから…？！ ムッシュ マスノ　アルパジョン 有限会社 益野製菓に聞いてみた！

ゲスト：有限会社 益野製菓 益野英昭さん

『となりのカイシャに聞いてみた supported by オリックスグループ』。
この番組は、地域が主役の企業応援ビジネスバラエティ。
オリックスグループの提供でお届けします。
パーソナリティは、フリーアナウンサーの小堺翔太さん。
場所ごとに地元のアシスタントとともに、ゲストのお話を伺っていきます。

第三回のアシスタントもDate fmの朝の番組 Morining Brushでもお馴染み、
深井ゆきえさん！仙台・Date fmのスタジオで収録しました。

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宮城ではおなじみ！「サンタのいるケーキ屋さん」の始まり

第三回目のゲストは 有限会社益野製菓の代表取締役益野英昭さん。
益野製菓の運営するムッシュ マスノ アルパジョンは宮城県内に７つの店舗を持ち、
サンタのいるケーキ屋さんとして、宮城県内では知らない人がいないほど地域に根付いています。

そんなムッシュ マスノ アルパジョンの創業者である益野英昭さんに、
お店を立ち上げたきっかけを伺いました。

益野さん「幼少期、父は石巻で益野製菓という商店を経営し、母はそのお店を手伝っていました。」
忙しいご両親は家に不在のことが多く、益野さんは自然と自分で料理をするようになったとのこと。
その料理を食べた周囲の方から「益野さんが作った料理は格別、美味しい！」と褒められ、得意なこととに気づき、“美味しいものづくりの探求”への興味が湧いたそうです。

ラスベガスで変えられた仕事観

小堺さん「地元・宮城では知らない人がいないほどのケーキ屋を作り上げるまでには、どのような試行錯誤があったのでしょうか？」
益野さん「初めてお店を出した時は中々上手く行きませんでした。そんな中、ふと”行ったことのないアメリカに行こう”と思い立ち、思い切ってラスベガスに行ったんです。到着して色々な国から来た人が笑顔になっているという光景を見て、自然と涙が溢れました。”仕事”とは、その仕事を通してお客様を笑顔にし感動させること、お客様の記憶に残る仕事をすること なのだと気づき、ケーキ１つでお客様を満足させられない自分の情けなさから流れた涙でした。そこから自分の人生は変わりました。」

小堺さん「そんな経験を経て帰国されてからどんな変化があったんでしょうか？」
益野さん「ラスベガスで感じた”スゴさ”の10万分の1を石巻で実現させられれば、地域に根差したケーキ屋という分野で一番になれると確信し、それに向かってここまで進めてきました。」
深井さん「では、サンタクロースをお店の目印にされたのもその経験に影響を受けているのでしょうか？」
益野さん「はい。ロサンゼルスに一年中クリスマスのグッズを売っているお店が沢山ありまして、そこからインスピレーションを受けて”くまのサンタ”をキャラクターにしようと考えました。また老若男女問わず全世代の人に愛されてほしいという思いから、”アルパジョン”という店名を覚えられない人にも”サンタのいるケーキ屋さん”として覚えてもらおうという意図もあります。」

バースデーケーキに選ばれるお店に
深井さん「記憶に残るケーキと言えばバースデーケーキですが、アルパジョンには本当にたくさんの種類のバースデーケーキがありますよね。」
益野さん「バースデーケーキを東北１位の売上数にしなければいけないと思ったんです。バースデーケーキはお客様の大事な記念日に選んでもらうもので、信頼のあるお店で購入されるものです。そんなバースデーケーキで東北1位の販売数を目指すことは、パティシエ冥利に尽きるものだと考えています。そういった想いで続けてきまして、去年はクリスマスケーキを14,000台売り上げることが出来ました。」
小堺さん「14,000組の大事な記念日にアルパジョンのケーキがあったことは、パティシエ冥利につきますね。」

人気商品「クマの手シューラスク」の誕生秘話

今回はアルパジョンの人気商品の1つ「クマの手シューラスク」をスタジオに用意しました！
▽断面お写真はこちらで▽
ムッシュ マスノ アルパジョン商品HP　クマの手シューラスク

小堺さん「ユニークな商品ですね。どんな経緯で生まれたのでしょうか？」
益野さん「シュークリームは通常、真横から切ってふたを開けてクリームを入れるのですが、息子が小さい頃、これを真上から切ったんです。その形がクマの手のように見え、”他にはないアイデアだ！”と早速商品化しました。販売開始後、すぐに人気商品になりました。ご年配の方々からは、今までのラスクは固くて食べられなかったがこのラスクはサクサクしていて食べやすいというお声も頂いています。」

クマの手シューラスク実際に食べてみた！

小堺さん「見た目が面白いですね！本当にシュークリームのようです。」
益野さん「今までのシューラスクはシュークリームを潰したガリガリっとしたものでしたが、これは中に空洞が入っているので食べやすいんです。」
小堺さん「美味しい！味わったことのない食感です。味が深くて香ばしい。本当に食べやすいですね。」
深井さん「こちらはオンラインショップでも購入できますのでぜひ色々な地域の視聴者の皆さんにも味わってほしいですね。」
小堺さんのクマの手シューラスクを食べる音はまさにASMR・・・！まだ聴いてない方は是非😁

コーナー「社長の癒しスポット聞いてみた！」

益野さんの癒しスポットは、ご自宅のオーディオルーム！
日本に１人しかいないという職人に頼み、１か月間泊まり込みで作ってもらったそうです。
そんなオーディオルームで聴く音を「神が降り注ぐ」と表現した益野さん。
制作過程では一言も口を出さず職人にお任せしたそうで、
良い”ものづくり”を尊重する姿勢はプライベートにも表れていました。

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次回のゲストも「サンタのいるケーキ屋」でおなじみ、
ムッシュ マスノ アルパジョン
益野製菓の益野英昭さんです！放送をお楽しみに。