今週からのゲストは、貴乃花光司さん。

貴乃花光司さんは、1994年(22歳)第65代横綱に昇進され、
平成の大横綱として数多くの記録を残されました。
現役引退後は、貴乃花部屋親方として、
また、日本相撲協会理事として尽力されました。
2020年には、一般社団法人貴乃花道場を設立し、
青少年育成や相撲普及活動をされています。
15歳で入門、18歳で横綱であった千代の富士を敗る…
そんな怒涛の日々を、”相撲漬けの毎日だった”と振り返ります。
「大先輩の大人の方しかおらず、揉まれ、驚くことばかりでした。
仕方がないと全てを受け入れて….朝3時〜4時に起きるし(笑)
でも、今思うと若いから出来たんだなと思います。
慣れて生活に順応していく、というのはありましたね。
幼少の頃は、力士が身近なことすぎて、自分がなるというのは
全く考えていなかったんです。」
全国大会などで活躍していた相撲部があった中学校に進学したことで
少しずつ相撲をする日々になっていったのだとか。
ただ、恩師の監督の ”厳しい世界であるプロ力士にはさせない”
という意思もあり、入門までは葛藤もあったそうです。
「中学3年の時に、全国的に力のある
高校の先輩方の胸を借りてくらいだったのに、
まさか、予選で負けてしまったんです。
そこで、子供ながらに、力の試しどころがプロに向いてしまった
ような気がしています。
全ての礼儀作法、親との縁を切るというのが前提にあったんだと。」
その後20歳で大関、22歳で横綱という、輝かしい功績を残し
30歳で現役引退をされました。
東日本大震災から11年。
貴乃花光司さんは、
2019年3月11日の『福魂祭』ではちゃんこ鍋を振る舞ったり、
2020年台風19号の被害を受けた、断水した いわき市の避難所への慰問など、
積極的に支援活動を続けてこられています。
「お子さんも食べられるように、野菜はキャベツと玉ねぎだけにして
鶏肉と塩味で。とにかく、被災地の方に温かいものを食べていただく、
というのを念頭に、いつも作っています。
2020年の時は、お子さんにも喜んでもらえるようにと、
地元の友人たちと考えて、サンタクロースの格好しました(笑)
喜んでいただけるなら、恥ずかしいとは言ってられない!と。
これからも、日常的なちょっとした幸せを感じてもらえるように
とにかく健康第一で過ごしていただきたいです。」
相撲を通じ、全国津々浦々回ってきた貴乃花光司さんだからこそ、
さまざまな地域への想いが強く、
こうした支援も続けられているそうです。
来週もまだまだお話伺います。
M. 酒と泪と男と女 / 河島英五



