ブルボン presents Shining Star

第76回 南果歩さん②

ゲストは先週に引き続き、南果歩さん。
https://www.instagram.com/kaho_minami/

1984年のデビュー以降、200作品に出演されてきた南さん。
近年では、海外作品にも積極的に参加されています。
2015年のアメリカ映画『MASTERLESS』をはじめ、
2021年のアメリカ Apple TV+ドラマ『PACHINKO』では
主要キャストも務めていらっしゃいます。

「最初の『MASTERLESS』はオファーをいただいて、
 滅多にないチャンスなので、英語のセリフでしたが頑張りました。
 でも、自分の英語力は自分がよくわかっていますので、
 大きく見せようという気持ちも全くないですね(笑)」

そんな南さんが主演を務める映画『ルール・オブ・リビング』が
9月19日より公開予定となっています。

▼映画『ルール・オブ・リビング』公式ホームページ
https://r-living.jp/
日米の文化に精通したグレッグ・デールさんが監督・脚本・主演。
ルール通りに生きてきた日本人女性が、アメリカ人観光客との同居生活を通して
自身の人生を見つめ直していく姿を描いた、異文化交流ハートフルコメディ。

「他者との違いを認めつつ、刺激をもらって行って
 少しずつ”自分がどういうものが好きだったか”
 ”どういう自分になりたいのか”を取り戻していく物語です。
 私自身が英語で苦しんだので、これわかるなぁ〜とか
 そういう思いを思い出しました。
 相手を慮って譲り合う日本人女性も40代50代になってきたら
 もう、自分の好きを言葉に出しても良いじゃないですか、
 そういうことで人への思いやりは消えないですし。
 自分の好きを出すことで、人との繋がりもまた新しくできて
 皆さんの背中をそっと押せる映画になるのかな、と思っています。」

第一線で活躍を続ける、南果歩さんは、
被災地への支援も積極的にされています。
東日本大震災時は避難所を22ヶ所訪問し、昨年は、能登半島を訪れ、
お子さんたちへの読み聞かせボランティアをされたそうです。

「子供たちは被災しても元気いっぱいで、エネルギーを発散させていましたけど、
 やっぱり大人の方々はすごく疲れていて…そういう意味でも、
 大人の皆さんにも読み聞かせが必要かなと思いました。」

元々、息子さんに絵本の読み聞かせを日常的にされていたそうで
それをきっかけに、読み聞かせをボランティアと始めた南さん。
その後、東日本大震災が起こり、避難所の訪問を開始。
最初は話を聞くことに注力し、
その後絵本の読み聞かせもされていくようになったそう。

「東日本大震災のときに、小さな避難所で出会った
 陸前高田の妊婦さんに、子供用の毛布をお渡ししたんです。
 そしたら、無事に生まれた報告のお手紙があって、そこに
 ”果歩さんの名前を取って、リホと名付けました”って。
 今でも、その家族とは交流が続いていて、リホちゃんはもう中学生になりました。
 もう、親戚のおばさん状態です(笑)」

最後に、南果歩さんの元気の源を伺いました。

「やっぱり人に会うことですね!
 自分1人の考えって狭いと思っているので
 人から刺激をもらって、人の意見に触発されるというのも好きで。
 その裏返しとして、1人でご飯食べられないですね(笑)
 お友達に、今から一緒にご飯食べない?って連絡してま
す!」

2週に渡り、南さんにお話伺いました。ありがとうございました!

来週からのゲストは、BUDDiiSのSHOOTさんです。
お楽しみに!

M. ANOHI feat. Jesse / Def Tech

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