今週からのゲストは、バイオリニストの川井郁子さん。
https://www.ikukokawai.com/

川井さんは、香川県出身。東京芸術大学卒業、同大学院を修了。
ヴァイオリンのソリストとして、国内外の主要オーケストラをはじめ、
世界的テノール歌手:ホセ・カレーラスなどと共演。
またTVやCM、映像の音楽を手がけるなど、作曲家としても活躍されていらっしゃいます。
現在は、大阪芸術大学芸術学部の教授も 務めていらっしゃいます。
そして今年、デビュー25周年を迎えられました。
「25年があっという間だった気もするし、
すごく充実していたからまだ25年かという気持ちもあって。
でも、すごく大変で悩んだこともあったはずなのに、
今振り返ると、全部が良いことだったような…楽しかったなぁ、という感じです。」
川井さんは、海外での公演も多く経験されています。
最近では、アメリカ・ニューヨーク、リンカーンセンターで行われた
和楽器と現地のオーケストラとの共演は、ご自身でも印象的だったそう。
ソリストとして活躍されいるなか、2022年には
和楽器と洋楽器のコラボレーションができる『オーケストラ響』を結成されています。
https://www.orchestra-hibiki.org/
「もともと和楽器の音色が大好きで、よく和洋のコラボレーション楽曲を作っていたんです。
でも、それで20年くらい経って、フィギュアスケートなどで使っていただけることも増えて
手応えのあるジャンルを、ドラマチックにできるオーケストラをやろう、
と思って『響』を作りました。
洋楽器の絵画的な美しさに和楽器が入ると、すごく立体的になります。」
川井さんが現在使用しているヴァイオリンは、今年で310年の
1715年に製作された 『アントニオ・ストラディヴァリウス』です。
大阪芸術大学が楽器を持ちたい、という際に、川井さんが選んだのだそう…
「2挺、名器のバイオリンが用意されていて、
”どちらがストラディヴァリウスです、演奏で選んでください” と言われて!
1つは、すぐに甘い深い音がして、もう1つはすごく弾きづらかったんです。
ストラディヴァリウスは手強いと有名なので、弾きづらい方だろうと思って
そちらを選んだら、ストラディヴァリウスでした。
それから、しばらく良い音は出なくって…そしたら、半年後のコンサート中に
急に音の肌触りが伝わってきて!振り向いてくれた〜って!
日によってご機嫌は違いますが、それからは信頼関係ができました。」
来月は、デビュー25周年を記念したベストアルバム『IK BEST』が発売されます!
ファンの方から人気な曲、思い入れのある曲、ライブ音源など17曲が収録されており、
また、ジャケットデザインは娘さんが手がけている特別な盤になっています。
https://www.ikukokawai.com/schedule/19396/
「娘が幼い頃、ヴァイオリンをやり始めたこともあったんです。
本人は嫌がってなかったんですが…
娘がヴァイオリンを弾いているときだけ、娘を可愛いと思えなくなってしまって…!
ヴァイオリニストになって欲しいとか思って無かったけれど、
娘が演奏する音を、自分が出しているように感じてしまって、不思議と。
かわいそうだったんですが、辞めさせてしまいました。
でも、こうして一緒にお仕事できることになって、とっても嬉しいです!
今では、演出の監督もやってくれるので心強いです。」
デビュー25周年記念コンサートも予定されています。
川井郁子 デビュー25周年コンサート 〜越境するヴァイオリンミューズ~
響×N響メンバーによるアンサンブル
●日時: 2025年 8月31日 (日) 開場 15:00 開演 16:00~
●会場: Bunkamura オーチャードホール(東京都・渋谷)
詳細→ http://ikukokawai.com/schedule/19049/
今週はここまで!
来週も川井さんにお話伺います。
M. インスティンクト・ラプソディー(響ver.) / 川井郁子
(デビュー25周年記念ベストアルバム『IK BEST』より)



