ブルボン presents Shining Star

第61回 岡本知高さん①

今週からのゲストは、ソプラニスタの岡本知高さん。
https://x.com/TomotakaOKAMOTO

岡本さんは、高知県ご出身。
国立音楽大学声楽科を卒業後、フランスに留学され
パリ・プーランク音楽院を主席で修了。
女性ソプラノの音域を持つ、男性ソプラノ歌手=ソプラニスタとして
国内外で活躍されています。

また、岡本さんと言うと東京オリンピック2020の閉会式で、
無観客の中、オリンピック賛歌を歌唱され、迫力ある歌声で話題になりました。

「テレビで見ていた選手のみなさんが、ステージを囲んでくださいました。
 盛り上げてくださって本当嬉しかったですし、オリンピックで歌唱するなんて本当に光栄でした。
 留学していたフランスの学校の先生方も見てくださっていて
 ”フランスの放送では、学校の名前も紹介されて誇らしかった”と。
 あと、僕のオリンピック賛歌を聴いている世界中のペットたちが
 遠吠えをしている動画をyoutubeで見ました(笑)
 その動画を見て、本当に世界中で見ていただいてたんだと実感しました!」

ソプラニスタは、女性ソプラノ歌手と同じ音域を歌える男性歌手。
多くのソプラニスタは、裏声を使って歌唱していますが、
岡本さんは生まれつきソプラノの声帯を持つ、希少な存在です。
ご自身の声の特徴に気がついたのは大学受験後だったそう。

岡本さんというと、ステージでの華やかな衣装も特徴的です!

「大学の頃は歌手になるつもりはなくて、音楽の先生を目指していたので
 この4年間が終わったら、ステージに立つ機会がなくなるだろうと思って
 発表会で好きなものを着て、自分らしい衣装を着ようと!
 生地の問屋さんでいろんな生地をたくさん買って、
 布に穴開けて頭を通したら、体型を隠せて良い!と。
 鳥山明さんが好きで、そういう世界観の色使いも入れていって…
 でも、鏡を見たら顔が日常なんですよ!今度はメイクをしてみたら、
 衣装と顔が一体化して、、、そうやって探り探り辿り着きました。
 最初は単なる自己満足でしたけど、
 お客さんはこんなぽっちゃりで不思議な声の自分を受け入れて
 拍手を下さるんだ、というのが嬉しくって!
 だから今は、歌も衣装もメイクも、全てお客様へのプレゼントだと思っています。」

そんな一度見たら忘れられない、素敵な岡本さんのコンサートがあります。
▼詳細はこちらから
https://okamototomotaka.com/

来週も岡本さんにお話し伺います。

M.  あなたに太陽を / 岡本知高

トップページに戻る

放送局