ゲストは先週に引き続き、俳優の江口のりこさん。
▼パルコ・プロデュース 2025 『星の降る時Till the Stars Come DownBY BETH STEEL』
https://stage.parco.jp/program/tillthestarscomedown/

江口さんは、1980年生まれ。兵庫県のご出身。
幼少期は、ずっと外で走りまくる!アクティブなお子さんだったそう。
江口さんご自身は双子で、5人兄弟という家庭環境でした。
「4歳、2歳、0歳2人。
その5年後にまた1人生まれるわけですから、母はすごいですよね。
喧嘩は、毎日。でも一番上の兄には逆らえない、という感じで、
喧嘩するなら、双子の姉か妹と。」
俳優という仕事に興味を持ったのは、毎日暇だと感じていた中学3年の頃。
テレビで偶然見た映画の面白さを感じたそう。
その後、俳優という夢を抱え19歳で上京。
劇団乾電池に入団されました。
「今まで映画が好きで、どうやったら映画に出られるのかって思ったら
劇団ってところに入ったらいいんじゃないかって。
でも、舞台って観たことなかったんですよ。
16、17歳くらいの時にアルバイトで貯めたお金で、地元の劇団の舞台観に行って…
全然面白く無かったんですよね(笑)
アツーイ熱量をこっちに投げかけてくるけど、うわ、はずかし〜鬱陶し〜みたいなね。
本当に嫌だったんですよ。
でも、劇団ってところに入った方がいいんじゃないか、と思って、
図書館で色んな戯曲を見て…どれも普段言わないような言葉ばかり書いていて
こんなことは恥ずかしくて言えないよ、みたいな感じだったんですけど。
その時に、岩松了さんという劇作家の本を読んだら、すごく日常が切り取られていて
これなら恥ずかしくなく出来るかも、と思って。そしたら、岩本さんは東京乾電池にいたと。
私が入る頃にはいらっしゃらなかったんですけど。それで、東京乾電池に入りました。」
劇団の研究生として、週2回の授業を受けながら、
新聞配達を住み込み働いていたという江口さん。
1年後には劇団員に昇格し、オーディションをいつでも受けられるように
住み込みで貯めたお金で細々と生活をされていたとか。
「あーもうお金がない、って頃に、本当に運が良くて
CMのオーディション受かったりするんですよ。
CMは結構たくさんもらえるので、それでまた細々と食い繋いで…
っていうのをやっているうちに、だんだん仕事も出来てきて。
なので、アルバイトはしませんでした。
他にやりたいことがないから、
芝居を辞めたいとか、辞めようかなというのもありません。
他に何かないかな、と思ったこともないし。
必死のまま来ている感じで、19歳で上京した時と何も変わらないです。」
映画やドラマ、舞台。
出演作は途切れず、多忙な日々を送っているそうですが
健康管理について伺いました。
「…元気なんですよ(笑)
バタっと倒れでもすれば事務所も皆心配してくれるんでしょうけど。
撮影は朝早くて5時とかに起きて、仕事して
夜帰ってくるとぐったりなんで、22時か23時には寝るんです。
そうすると、5時か6時に起きて。忙しいけどある意味規則正しいわけですよ。
だから、何とかやれてるんでしょうね。」
さらに、プライベートな時間についても。
「洋服は好きなんです。でも買い物はあんまり行かなくて。季節ごとに1回行くくらい。
好きな店員さんがいるところに行って、その人に会いに行って
こういうものが欲しいって話して選んでもらおう、みたいな。」
そして、吉田明世の先輩で、江口さんが昔から好きな、
安住アナウンサーの話でも大盛り上がりしました!
最後に、江口さんにとっての『元気の源』について伺いました。
「外に出ることですね!
ちょっと息詰まったな、と思ったら
外歩いたりするそれだけで、だいぶ元気になります。
休みの日も、まず外に出ますね。そこからどうしようかな、何しようかなと考えます。
家の中にずっといるというのは、ないですね。」
江口さんの最新出演となる舞台が、5月10日よりスタートしています!
▼パルコ・プロデュース 2025 『星の降る時Till the Stars Come DownBY BETH STEEL』
https://stage.parco.jp/program/tillthestarscomedown/
東京:5/10土曜〜6/1日曜@PARCO劇場
以降は、山形、兵庫、福岡、愛知で上演予定です。
「全人類に見て欲しい。
1幕、2幕、それぞれ1時間内くらいですから、観やすいですよ!
お願いだから!お願いだから、観にきて欲しい!お願いします。
とても面白い、家族愛の物語で、誰もがわかります。」
2週に渡り、ありがとうございました。
来週からは、俳優の奥野壮さんをゲストにお迎えします。
M. What He Wrote / Laura Marling
(数年前に観た映画の挿入歌で、お気に入りの1曲)