ブルボン presents Shining Star

第52回 cobaさん②

ゲストは先週に引き続き、アコーディオニストで作曲家のcobaさん。
https://www.coba-net.com/

日本を代表するアコーディオニストとして活躍を続けるcobaさんは
3歳から音感教育をされていた、とプロフィールにあります。

「その当時、僕は新潟にいて、
 いわゆる、絶対音感を育てるような音感教育というのは
 まだ確立されていない時代でした。
 その初期をやっていた先生のところに通って
 リトミックもしたけど、詩やその詩に合ったメロディーを書いたりしました。
 3歳ですよ? ”詩って何?”って状態の子供に(笑)」

3歳から作詞作曲を続けたことで、作品を生み出すことが日常となり
小学校1年生のころには、
父親参観でcobaさん発案のミュージカルを披露するようにまで!

アコーディオンに触れ始めたきっかけは、
お父様がアマチュア奏者だったことでした。

「父には問題があってものすごい下手だったの。サビ前で演奏止まるし!
 こうはなりたくない、と思った(笑)
 ただ小学校4年の時、10歳の誕生日のプレゼントで
 父が子供用のアコーディオンを買ってきたんですよ。
 今なら一緒に弾きたかった気持ちもわかるんですけど、当時は嫌でしたね」

高校1年の進路指導で、初めて人生について考えた時
”アコーディオンを変えたい”と考えていた頃を思い出し
1978年、ヨーロッパ:イタリアに留学されました。

「イタリアに行ったらその段階でお前の音が変わる、とある先輩に言われて
 そんなバカな、と思ったけど、空港に着いてローマにある駅まで行って。
 まだ当時治安が良くなくて、急いで外に出ようと早足で出掛けたら
 口笛が聞こえてきて…ヴィヴァルディ!!!!
 これは、すごいところにきちゃった、と思いました。
 その日から、イタリア語も含めて、見たこと聞いたことないものばかりで
 食べるものもあまりに美味しくて!全てが新しい!」

国内外で活躍を続けているcobaさんの
『元気の源』について伺いました。

「食べること飲むことはもちろんだけど
 多分、自分のやりたいことをちゃんとやること、だと思いますね。
 先週の放送で、ライブで後悔しないことを、と申し上げたけど
 人生1度きりだし、若い頃から今までアコーディオンやり続けて
 後悔したくないと思うわけです。
 元気だからやりたいことが出来ているとも言えるけど、
 やりたいことをきちんとできているから元気なのであって、
 そこで妥協や計算が入ると人生が濁るというか。
 大人として必要な時もあるけど、それも踏まえながらも
 でも、俺はこうだと言い続けてやりつづけなければいけない。
 じゃないと、僕じゃなくなる、と思います。」

現在、全国ツアー『coba tour 2025 ACCORDION MONSTER』が現在開催中。
▼詳細はこちら
https://www.coba-net.com/tour-2025_monster/

2週にわたり、貴重な時間をありがとうございました!

来週からは、俳優の川床明日香さんをお迎えします。
お楽しみに。

M. 初めての魔女 / coba
(アルバム『ACCORDION MONSTER』より)

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