先週に引き続き、元ラグビー日本代表で、スポーツキャスターの大畑大介さんをお迎えしています。

大畑さんは、小学校3年生からラクビ―を始められ高校日本代表に選出。
そして、大学時代から日本代表となり、海外クラブでもプレーをして、代表キャプテンを務め W杯2度の出場。代表試合トライ数世界新記録を樹立。 日本人、アジア勢としては2人目の『ラグビー殿堂入り』
大畑さん「いやもう子供の時からラグビーしてたんですけど、昔の僕は泣き虫であかんタレな男の子だったんです。
元々ラグビーのきっかけは、協調性がない子供だったんですけど、当時みんなが始めていたスポーツは野球で、もちろんタイガースのファン。
その環境がたまらなく気持ち悪かった。
みんなと同じことをするのが嫌でした。
でも、友達が欲しかったんですよ。
友達ができる方法って、みんなが興味を持っていることに興味を持てばいいけど、それができなかった。そのときに考えたのが、”みんなに興味を持てないなら、自分がみんなから興味を抱かれる人間になればいいのでは?”と
思ったんです。
そうなったときに、何ができるか考えたら僕は足が速かった。でも野球はやりたくない。他のスポーツを探していたときに、当時ラグビーが結構盛んでした。父もラグビーをやっていたので、テレビで放送している試合も見ていたんです。その中で、松尾雄治さんがめっちゃかっこよかったんです。
国立競技場で引退試合が行われたときに、ウィニングランの中で担がれたシーンを見て、僕の中ではラグビー選手もこんな素敵なスタイルの人がいるんだと思って、僕もラグビーやろうと思いました。」
その後、ラグビースクールに通いだしラグビー人生がスタートします。
大畑さん「教室が家から1時間くらい離れた場所にあったんです。だから、周りは全然知らない子達ばかり…学校の友達とも仲良くできないんだから、知らない子たちとなんか仲良くなれない…どうしようと思ってウジウジしてたんです。最初のトレーニングがグラウンドの端から端まで走るも
のだったんですが、走ってみたら一番足が速かった。
その瞬間、みんなが僕に声をかけてくれたんです。自分の中でラグビーを始めた瞬間に、自分にベクトルが向いたって感じ…その瞬間、これが求めていたものなんだ。だから、ラグビーやろう、ってなっていったんですよね。だから、僕、ラグビーが好きってわけじゃないんです。みんなに俺を見てくれ!!ってやっていました。」
そして、最近大畑さんは全国の産直食材を扱うサイト『大畑大介商店』をスタートされました。
大畑さん「僕、関西の方で番組を持たせてもらっいて、そこでは産地に行ってそこのいいものを視聴者の皆さんにお伝えする…ということをやっていたんです。自分の中では生産者と視聴者を繋ぐ架け橋だと思っていたんです。
去年、コロナウイルスが猛威を奮い始めて、生産者の人たちも苦しい思いをしているんじゃないか、と思って立ち上げました。
僕、じゃがいもが大好きなんですよ。
海外に行ったとき、日本のお米が美味し過ぎてパフォーマンスがすごく落ちたんです。
その時、お米の代替ができるのはじゃがいもだ、と思ってそれがずっと体を支えてくれたんです。
コロナが猛威を奮い始めた時に、北海道のじゃがいも農家さんに話を聞いたら、学校の給食などが多くて、出荷先がないと話してくれました。
そのときに、自分の中でも何かできるんじゃないかなと思って、大畑大介として皆さんの出荷先になったんじゃないかなと思って、自分たちの持っているものを食卓に届けていくということが大事だなと思い始めました。」
大畑さんの元気の源は…「お風呂」
1日の最後に湯船に浸かって、その日感じたものを全て落として、心のリセットをする作業になっている…とのことでした!
M. ET-KING 「愛しい人よ」



